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ボードゲームが趣味である。囲碁、将棋、チェスと3つほど続けているがなかでも独自で進めているのはチェスだ。

きっかけは、羽生先生がチェスをされているから自分もやってみようみたいなところから始まった。かなり以前の話だが、かつてチェス世界チャンピオンになったカスパロフ氏が日本に来日した際に二番勝負をやった勝負はよく覚えている。

まだまだレーティングも低く、初心者の域を出ていない。チェスも日本では相当マイナーなところで、対局できる環境も数が少ないように思う。もちろん調べれば地元・名古屋にも例会を行っているところはあるのだが、初心者にとっては敷居が高いように思う。

何故チェスに惹かれたのだろう。単純に知的でカッコよさそうだなというものがある。

チェスと将棋の違いは何か。相手の王様を詰める目的は同じ。将棋の場合は、こういう局面にもっていって詰めようというイメージ、戦略を描くが、チェスの場合は、最終局面でポーンをプロポーションさせてチェックメイトに追い込むことが多く、詰ますということを当初のビジョンでは描かない、どちらかというと、囲碁に近い発想があるように思う。

将棋では取った駒を自分の駒として使えるが、チェスではそれがなく、局面が進むと当然ながらどんどん盤上から駒が消えていく。なので、駒を捨てていいかどうかについても慎重になる。できるだけ自分の駒を減らさずに相手の駒だけ取れればいいが、そういうわけにもいかない。

どうやったらそれができるかを考えるのは楽しいものである。