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試合後 エバートン対ブライトンについて

結果

プレミアリーグ第一節

エバートン0-3ブライトン


エバートン視点 良かった点

①ジャック・ハリソンについて

昨シーズンと比較して個人の打開力、ボールを受ける姿勢が良かった。前半には惜しいシュートもあり、レンタルした価値はあった。

②前半の内容、雰囲気は素晴らしかった。得点にこそ繋がらなかったものの、ランパード時代を思い出させるサイドへの展開、そこからのあえてシンプルな崩しなど。ある程度のポゼッションサッカーもやれそうだと感じた。

悪かった点

①フォーメーション、選手配置
内容は良かったとはいえ、4-4-2はやはりブライトンには厳しかった。付け加えてブランスウェイト不在の中で、ヤングとキーンという不安しかない起用(しょうがないけれど)はそのまま結果に反映された。
4-4-2の弱点は中盤の薄さにある。サイドに人員が割かれた場合、2枚になる。一方ででブライトンは中での連携からのサイド展開(逆もしかり)という攻撃のため単純に相性が悪かった。サイドへの対応は出来ていたが、その分、中盤での差が出た。

②ドゥクレの位置


私はドゥクレは中盤での起用が好ましいと改めて感じた。まず、トップ下の位置は他の攻撃的選手をスタメンで使うべきだ。10番のエンディアイェはやはり可能性を感じる。次にイロエグブナムだ。技術は素晴らしいが体がまだプレミアに適応していない、特に後半のボールロストが目立った。そのため彼はスーパーサブとしての使い方が現状ベストだろう。

③アシュリーヤング


今回の戦犯である。しかし、まず始めに言わなければならならないのは、ヤングを使う状況下にあるエバートン側がそもそも悪いのである。それを踏まえると少し可哀想な気もするが、それでも彼を書かざるをえない。まず彼の熱い性格は時に悪い方向に働く。今回のレッドカードの場面では手がでるのはわかるが、彼は不必要なファールが多い。そもそもマークを外される、一瞬の出遅れでやられる場面が目立ちすぎた。クロスの精度も悪い。契約延長してくれて感謝しているが、早く新戦力を取るべきだ。

まとめ

ブライトンはプレシーズンからかなり好調で勢いそのままにエバートンを下した。三苫はもちろん、ミンテ、ウェルベック、その他の控え選手が技術、スピードともに高い。新監督のもと今シーズン前半はかなり良い結果が出ると思う。交代選手も多く使うなど、私が好む戦略であった。

エバートンは開幕戦ホームでありながら3失点の完敗であった。新戦力もあまり使わず、フォーメーションも変わらず、昨シーズンと明確に変わった良い点がこの試合では見つからなかった。しかし、ダイシの解任は出来ない。それが一番の悪手であるからだ。

次節はスパーズ戦である。かなりインテンシティの高い試合になるだろう。

セットプレーが見れなかったため、そこに期待している。

今後のエバートンに期待だ。

ということで今回は終わりにしたいと思います。


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