クリスタル・パレスvsリバプール 24/25第7節
日本時間10/5土曜/20:30 (セルハーストパーク)
結果
クリスタル・パレス 0 - 1 リバプール
試合内容
リヴァプール
フォーメーションは4-3-3で、ある意味オーソドックスな4-3-3のサイド攻撃だった。前半は主に左で仕掛ける。ツィミカスをフリーにしてクロスを上げるorガクポ、マクアリスターなどの絡みで中への侵入など。また、サラーの裏を狙うパスもあり安定した前半だった。
後半はアーノルドが前半より中に位置する場面が多々あり。ただやはり戦術、戦略と言うよりも選手の疲れがでた試合だった。
スロット監督にある疑問の1つとしてターンオーバーの頻度があると思うが、この過密日程の中でまだ7節。控えにも素晴らしい選手がいるため、投入時間の改善と控え選手のモチベーション維持がシーズンを戦い抜くための必要不可欠な要素になるだろう。
クリスタル・パレス
フォーメーション3-4-3。3-4-3はその戦い方にもよるが、選手の位置が重要な形である。私の評価としては悪くない。私はエバトニアンなため、前節のパレスを見ているのだが本当に悪くない。グラスナー監督になり、3バックを主流にしたためなのか、まだ細部の連携が出来ていないがすぐに浮上してくるチームだと思う。
さて、話を今節に戻すが、パレスは試合を創れる選手がエゼしかいなかった。さらにエゼはある程度高い位置にいるため、降りて構築出来ない。2ボランチに鎌田のような選手がいた方が良いと思う。前線の選手は個の力があるため、ボールがわたってからは攻撃、カウンター共に脅威的であった。
良かった選手 リバプール
① カーティス・ジョーンズ
久しぶりにみて成長したと感じだ。ポテンシャルはもともとあったが、それが身についていると感じだ。ボールタッチの技術や動き出しはフラーフェンベルフと共にポゼッションの流動性を保つ能力がある。
② コナテ
恥ずかしながらここまで馬力があり、運べるCBとは思わなかった。対人能力は言うまでもないが、守備のタイミングやカバー能力に驚いた。
③ ジョタ
言うまでもなくCFセンスは抜群である。1点目の位置取りや1歩目の速さは見事であった。
シンプルに攻撃陣の選手層が羨ましい。
良かった選手 クリスタル・パレス
① レルマ
さすがの奪取力とアフリカ系のしなやかさを兼ね備えた選手。中盤2枚の片方はストッパーがセオリーであり、その役割をこなせている。
② チャロバー
新加入選手でフィット感を見ていたが問題なさそうだ。チェルシー好調時を取り戻したらグエイと共に最高の守備力になるのではないか。アンデルセンの代わりに早くなる事が重要だ。
まとめ
リバプールは過密日程の中で疲れが出ていたものの、結果として勝利した事は今シーズンの力を感じさせる。ただ、アリソンの負傷がかなり大きいがケレハーへの期待もあり、私は変な気持ちだ。遠藤もしっかり存在感を出した。
クリスタル・パレスはなかなか上手くいっていないが、グラスナーがプレミアに慣れるとまた、怖いチームになると期待する。正直オリーセの穴を埋める事は出来ない。それ程パレスにとってスペシャルな選手だった。後半のようなアグレッシブな姿勢を早く出してキープする事が課題だろう。
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