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牡羊座キロン逆行を神話を通して感じてみる

今日はキロンのことについて振り返りたく
なったのでここに書いてみます
 
キロンのことはこれまで何度か
記事をアップしてきました!

 
キロンは傷付いたヒーラーと
呼ばれますが
キロンの傷について
改めて考察してみました

ジェシカデビッドソンさんの考察が
好きです!

キロンの傷は
ヘラクレスに打たれた毒矢を
足に受けて
その傷で苦しんだため
自身の神性をプロメテウスに奉げて
命を終わらせたことに
注目されがちですが
 
もちろんそれももうひとつの傷では
あるんだけど
 
今、牡羊座にキロンがあってちょうど逆行中
 
(ちょうど27日に順行に戻りますね)
 
キロンの傷といえば
やっぱり私にとっては
出生時に生みの親に捨てられたこと
養育を放棄されたこと
 
これがものすごくキロンたるものを
表してる気がするのです
 
神クロノス(土星)と妖精ピリュラーの間に
生まれ
出生時、半人(神)半馬の姿だったため
母のピリュラーが拒絶し、また悲しみ
ピリュラー自ら菩提樹となったこと
 
父のクロノスはもちろん無視←
 
もうこの部分だけでも
琴線に触れる人もいると思います😭
 
でもこのエピソードこそが
キロンたる傷なんだろうな、と
 
そして人間の生きる道を
照らしているように感じます
 
キロンのキーワードは
他にも色々説はあるのですが
その中の一つに『イニシエーション』と
いわれることがあります
 
まさにそうだな、と
 
キロン=通過儀礼
 
それはどんな通過儀礼かというと
 
自分自身というアイデンティティを
根本から折られて
めためたに壊されるということ
 
だって地球に晴れて生まれ出て
いきなりその生み出してくれた親に
真っ向から存在否定されるわけです
 
でもこれ
 
これが人間のとおる道とするなら
壊されなければ築けない
という法則が流れているのかもしれません
 
自我は
最初から健やかに保護されていない
 
剥き出しのまま
誰かに攻撃されてへし折られる
 
それも一番の味方と思っていた
親に
 
一番愛して認めて欲しかった親に
一番に否定され拒絶される
 
これは飽くまで比喩なので
親とはもちろん限りません
 
けれど
信じていた何かに裏切られて
自分を見失う
なんてことはもうこの生命のドラマには
お約束並みに付き物です
 
そんなとき
 
キロンの神話を振り返るなら
 
別の神からの助けが入るのです
 
それが養父母である
太陽神アポロンと月の女神であるアルテミスです
 
彼らから授けられた智慧で
キロンは世界を導きます
 
そして自分自身にも癒しがもたらされます
 
私はここに二つの癒しのプロセスを
見出せるのですが
 
ひとつは必ず誰かが手を差し伸べてくれるし
社会に出たとき
他者に支えられ導かれながら
自分自身を取り戻していくことができる
 
ということ
 
そしてもうひとつは
自分自身のなかに再構築し
自我を取り戻す
見失ったものをもう一度新しいカタチで
探し出し育てることができる
そんな可能性やこころが
ちゃんとあるんだよ
 
ということ
 
 
もうムリだと絶望を感じたとき
 
多分底辺を見たとき
人はとにかく助けを乞いたくなる
 
それは誰かに対してでもあるし
目に見えない神さまかもしれない
 
そして同時に自分自身の秘めた力に
もう一度立ち上がれるなら
立って欲しい
 
という自分への祈りなのかも
 
 
何だかキロンにそんな想いを馳せて
みました
 
 
そしてキロンの軌道は楕円を表していて
そのため土星から天王星の軌道まで
接触してしまうようです
 
そんなカタチも
そして神話のキロンの姿も
全てが『異端』であるということ
 
この異端さを何らかのかたちで
人はそれぞれ受け入れなきゃいけないときが
くる
 
異端、、つまりはそれは個性だし
その人の尊厳でもあるのかも

そしてそれが一度は
誰からも社会からも受け入れられない
拒絶されることが『異端』でもあるのかも
(全体性に交われない)
 
天王星は個性化を意味していると
言われてるけれど
 
社会の枠組みや一般通念を表す土星が
父クロノスとするなら
 
キロンはまさにこの土星を突き破って
天王星へと向かう動きをしているなんて
そのまんまだよね^^
 
そして天王星は最後に神性を託した
プロメテウスとも言われています
(ここにも深読みしたくなるメタファーが込められていますが)
 
自分が人と異なっていると
感じる恐怖、不安
 
そしてそれを認められなかった
と感じる苦しさと自責
 
そこはイニシエーションとして
消化していく生きるプロセスであること
 
すんごいひらたーい言い方だけど
皆そうなんだよね、って
言ったらシラケるか🤣
 
何が言いたいかって言うと
例えば、あの人はいいな、
でも自分はこんなんでダメだな
 
って自分だけ惨めで不公平に感じるかもだけど
 
あなたが誰かの苦しみのすべてを
わかりっこないってことね
 
自分は誰にも理解されない
と思うことと同じように
 
誰かもまた自分の苦しみは
理解されないと思っているかもしれない
 
そしてそれぞれが皆
自分自身のヒーラーであるということ
 
だからこそ賢者にもなれる
ということ
(誰かを経験と叡智で導く)

牡羊座のキロンは
そんな自分自身のなかにある尊厳とか
アイデンティティの喪失を
どう消化していくか、というプロセスを
私たちに提示しています
 
1ハウスキロンも漏れなく
同じことが言えるので
1ハウスキロン持ちさんは
今刺激されているときかもしれません
 
冒頭にもお伝えしたように
現在逆行の最終期
 
あ、キロン逆行持ちさんも
同じく^^(私です♪)
 
 
人間は不完全
何故なら二元のなかで生きてるから
1つでは成り立たない

そして不完全なままで成長していく
 
不完全さをどう解釈できるようになるか
 
癒しってそういうことなのかも

最後にジェシカの解釈での
キロンのキーワードで気になったものを
のせておきます!

承諾、世界間の架け橋、統合、マーベリック(一匹狼)
痛み、浄化、ジレンマ、宇宙の使者、シャーマニックイニシエーション
精神的な成長、融合、魂の傷、ギフト、自意識、ヒーリング
仲介者、苦しみ、被害者意識、目に見えない力、非人間的な(impersonal)エネルギー


蠍座まさこ

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『心が現実をつくる』を提唱しています
思考や潜在意識など、そんな難しいことではないと
考えています
心と魂のズレ(不一致)が、うまく行かないことや
お悩みとして表出すると考えています
内側(心)に起きる不一致を起こす混乱や矛盾は
集合的な無意識や、過去の記憶と感情が蓄積されている
潜在意識とリンクしています
魂の望みを明らかにして心を本来の姿に戻していく
そんなご自分を受容していくプロセスを
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