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予備費の謎

 天災など不測の事態に対処するため、予備費という国家予算がある。時々緊急事態のためにある予算なのだから、困ったら予備費を使えばいい。といった「予備費は打ち出の小づち的」な発言をする政治家がいる。お金が無尽蔵なわけがない。聞いてて危ういなあと思っていたのだが、日経に予備費に関する記事が出ていた。

 2019,2020で3.7兆円の予備費が計上されていた。このお金は一旦計上されると、閣議決定だけで使えるらしいが、結局0.6兆円は余ったらしい。2022年は予備費で5.5兆円あるらしいが、このお金は有効に使われるのだろうか?余ってしまうのでは?

 国家予算あまってしまったらどうするのか?結局剰余金として繰り延べられ、何かに使われるらしいが、その行方は記事を読んだぐらいではよくわからない。

 ところで、日経によれば、予備費使用は国会での事後承諾が必要らしいが、ここ20年間承諾例はないらしい。大丈夫かな。



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