オンラインの創造性

私が現在働いているMobellにて、オンラインインターンシップのサービスを実施しています。ここまでの道のりを少し振り返って、コロナウイルスとの共存のことも視野に入れながら、ご紹介ができればと思います。

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私は普段、通信会社の営業として働いているのですが、2019年12月までは、外にたくさん出て、ミーティングもたくさんこなして、仕事をしていたように思います。移動時間も、これから出会う新たな人のことや、新しい繋がりの可能性を考え、わくわくしていました。

そんな12月の末ごろ、BBCのニュースで、"Covid-19"という言葉を聞くようになりました。出勤する時に必ず最寄駅を降りてから10分程度歩く間に聞いているのですが、その言葉は毎日聞こえるようになってきて、気が付いたら、それに関連するニュースしかなくなってしまいました。

その後、4月7日、緊急事態宣言が出てから、社会は大きく変わったと思います。人と接触せずにこなせる仕事、テレワークの促進、そしてその中で、オンラインで提供するサービスも増えてきました。

私の働いているNPO法人せいぼでは、東アフリカの子供たちに給食を届けています。そのマラウイでも、3月から小学校、幼稚園が閉鎖になり、結果として、画工給食は届けられなくなってしまいました。そこで、家庭に訪問し、食事を届けることになったのです。

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こうした現状などが、各国で大きな変革として報道される中で、今だからこそできることを多くの人が創造的に考えていると思います。NPO法人せいぼの支援企業であり、私たちの勤めるいるMobellという英国通信会社では、オンラインのインターンシップを開始しました。この中では、先ほど触れたマラウイの人々の雇用の促進、そして英国を中心として展開される社会貢献事業の姿を通してビジネス英語の運用力、チャリティの歴史と倫理などを学ぶことができます。そして、マラウイの講師の方々も活躍するのです。

マラウイ現地では、「バンドル」と呼ばれるカードを都市部で買ってきて、それを削って現れる番号を携帯に入力して、データをチャージすることで、オンライン環境を得ることができます。そのネット環境は、必ずしも安定せず、日本などと繋がることは、とても難しいのが現状でした。しかし、今回のインターンシップの企画のおかげで、オンラインで他国と、しかも日本と繋がることができたのです!

Mobellのオンラインインターンシップでは、自主課題を含む約1か月のコースをオンラインで受講することで、企業のインターンシップ終了の証明を得ることができ、基本的な読解力、会話力があれば、誰でも参加可能です。(推奨は英検2級~準1級程度)

"Covid-19"という言葉が聞こえるようになってから数か月がたちますが、まだまだ困難が多くあります。しかし、新たな想像力のかけらが、少しずつ見えてきた分野もあると思います。それらを組み合わせ、大きな力を作り、試練を越えた後に、新たな力を得ていれば幸いです。

お問合せ)intern@mobell.com

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