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お墓参りで整う心と体

 今週、祖父と祖母のお墓参りをしました。
 
 ちょうど桜も咲き始め、中には満開に近い桜もありました。

 ほとんど人がいない、静かで自然あふれる庭園を歩いていると心も落ち着きます。

 雑草抜きや掃除は大変ではありますが、私の場合は滅多にお墓参りに行く
機会がなかったので、無心にひたすら雑草と向き合うよいリフレッシュの機会となりました。

 心地よい疲れを感じながら、一通り墓石を綺麗にした後に、手を合わせながら、瞑想をしました。

 祖父は私が3歳の時には他界していたため、さすがに一緒に過ごした記憶は思い出せませんが、祖母や親戚に関しては普段は思い出せない記憶が呼びおこされました。
  
 墓を綺麗にして故人を偲ぶことは自分の幼少時代(原点)を振り返り、そして先祖の生き方を敬う良い機会となります。幸いにも私の場合は二人の祖父母とも長生きをしてくれたので、故人の亡くなった年齢と自分の年齢にまだ大きな差はありますが、残される家族にどんな人間として記憶にとどめて貰えるのか?を考えるよいきっかけとなりました。

 死生観を持つことは充実した人生を過ごすことにつながると言いますが、死生観は身近な方が亡くなるなどのきっかけで強く意識する機会はあるものの、普段の生活の中ではそういった意識もなくなりがちです。
 
 お墓参りは故人のためだけではなく、自分自身の心と体を整えるためにあるものではないか?と思いました。
 
 「お墓参りで心と体を整える」

 お墓参りは何かと新しい物事が始まる春にはピッタリかもしれません。


 

 
 

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