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なぜ俺たちのリヴァプールは売られるのか?

こんにちは!はじめてブログを書いてみました。

移籍市場終盤、KOPの自分は毎朝 Twitter を開いて「今日も新しい選手獲得の報道が出ねぇ」と絶望して毎朝を迎えています。『ベリンガムやっぱ無理か?』『エンソフェルナンデスの話どこいった?』『ケレハーいかないで!』KOPであればこんな感じでヘラっているのは僕だけじゃないですよね?You'll Never Walk Alone.

ブログを書こうとしたきっかけとしては、リヴァプールが移籍市場で渋いのはクラブのオーナー問題と関係あるのでは?と考えたからです。「きっとあの人がおかしいのには何か原因があるのよ!あの人は悪くない!」と愛するクラブの行動を正当化し、自分の不安を晴らそうという魂胆です。

新しいオーナーが誰になるのかはわからないので、なぜ現オーナーが売却を決意したかを考えてみました。

元々サッカーを題材に会計やビジネスを勉強したいと思っていたので、自分なりに調べたことをまとめ、ゆるゆる気づきを書いていきます。英語記事を頑張ってまとめていますが、間違えていることがあれば何でも言ってほしいです!

1. リヴァプール、絶賛売り出し中

KOP以外の方はそこまで注目していないかもしれないが、リヴァプールは現在絶賛売り出し中である。2022年11月、オーナーの Fenway Sports Group(FSG)が、複数の投資家へリヴァプールの買主を募集し、英国をはじめ世界各地で大きく報道されている。これ

報道によるとFSGは完全売却を想定しており、完全売却=クラブの運営権を全面的に渡す、つまり12年間栄光を築き上げたFSG体制が終わることを意味する。ファンとしては、小中高ずっと育ててくれて、タイトルも取らせてくれた親が変わる、みたいな感覚でなんとも言葉に表せない喪失感がある。

実質オーナーの FSG ジョン・ヘンリー氏。親の前ではキャプテンもこの表情である。

現時点(報道から3か月ほど)では、買主が決まらない状況が続いており、売却に対して悲観的なムード漂う報道が出始めた。クラブのオーナーがあやふやな状態だと当然クラブ運営にも迷いが生じるはずである。次のオーナーはどれくらい金を出してくれるのか?FSGは売却を決めた後でもお金を出してくれるのか? クラブの先行きが不透明な状態で「ベリンガムに大金出す!」みたいな思い切った決断は難しいのかなと思う。

では、なぜFSGは売却をしようと思ったのか、を説明する前にこれまでの彼らの功績を挙げておきたいと思う。

2. FSGの功績 : 稼げるクラブへの変革

FSGはアメリカのスポーツ投資の会社で、リヴァプールの他にはメジャーリーグのボストン・レッドソックスなどを運営。2010年10月、当時経営危機に瀕していた Liverpool Football Club を3億ポンドで買収し、当時6-7位あたりに沈んでいたチームを僅か10年程で数々のタイトルをとれるチームへ変革した。(ちなみにレッドソックスは買収して2年で優勝させた。えぐい。)

とれるトロフィー全部とったね

タイトル獲得については説明不要だと思うのでそれ以外の功績としてクラブへの数々の投資を挙げたい。新しいトレーニング施設の開設や、8000万ポンドを投資したアンフィールドの拡張プロジェクトなど。収容人数を61,000人にまで引き上げ、アンフィールドはウェンブリー、オールド・トラフォード、スパーズの新スタジアムにつぐ4番目に大きいスタジアムになる予定だ。ファンの観戦体験も向上させつつ、チケット収益の増加も見込める。象徴的なクラブに見合った素晴らしい投資判断であると僕は思う。

「選手取らないで何に金を使ってるんだ」とファンからも言われがちなクラブだが、リヴァプールはこういう中長期を見通した投資に結構お金を使っているのはもっと知られてほしいと思う。

スタジアムは2025年の夏に完成するそう。早く生で見たい!

最も大きい功績が財務改善だ。FSGが買収した当時のリヴァプールのは実質経営破綻に近く、返済のために当時シャビ・アロンソやトーレスのようなスター選手を売らざるを得なかった。当時少年の僕はショックすぎて一時期レアル応援したわ。

これに興奮する人は多分同世代

そこから10年立ち、借金を一部FSGが立て替えつつ、上述したスタジアム拡張や NIKE, AXA, などの大型スポンサー契約獲得など「稼げるフットボールクラブ」へと変革を遂げた。FSGの財務面の功績はたくさんの解説記事がネットに転がってるので省略するが、過去の財務データの数字だけまとめるとこうなる。


売上:
(2010) €225.3m → (2022) 701.07m     
脅威の300%超えの成長。ユナイテッドを抜いた。

スタジアムキャパ:
(2010) 4万2000人 → (2023) 6万1000人(予定)
2万人ふえると毎試合2億円くらい増収するらしいとネットに書いてた。

借金額:
£228m → €377m 
増えているが、上述した投資の表れ。売上はそれ以上のペースで上がっており、一部のお金はFSGから借りていたりするので財務状況としては健全。

リヴァプール FCの価値:
(2010買収時) €339m →  (2022) €4,900m(推定
驚愕の10倍以上。テスラかよ。


財務を立て直し、未来のための投資を惜しまず、タイトル争いに絡めるチームを作ってきたFSGがいかに有能かということはご理解いただけたかと思う。

僕がFSG(オーナーのヘンリーさん)の一番好きな所は一貫性だ。この12年間、一貫してリヴァプールは自立(self-sustainable である)を目指すと主張してきた。これは経済的な自立を指しており、オーナーからの金銭支援に頼るのではなく、"リヴァプールFC" としてお金を稼ぎ、自ら稼いだお金を原資に更なる投資をする、持続可能なクラブ運営を目指すという意味である。アンフィールドの工事も、FSGからクラブへの融資という形で賄っており、FSGへの返済義務があるものだ。選手の移籍金は選手の売却益と合わせたクラブ資金から賄っている。この明確なビジョンの元、リヴァプールFCというクラブは運営され、数々の成功を手にしてきた。過去の施策をみてもすべてこのビジョンとの筋が通っているのである。

ダイクやアリソンに大金を出せた原資はほぼこの男なのである。ヴィラ戦見ちゃうよね。

難しいこと言わずお金を際限なく出すオーナーも夢がある。しかし、財務を健全化することで、根本的に自立したクラブを創る過程は、違う夢を見せてくれる。1つ1つの試合や選手の移籍が意味するものがそれ以上の重みをもつ(気がする)のだ。派手な移籍はなくても、資金と相談しながら懐に合う選手を発掘し、彼らをスーパースターにする。その工程が俺たちのクラブを "創っている" という感じがしてなんとも応援しがいのあるチームになっている。(ロボとかアーノルドとかね)また、財務が改善するということは残したい選手を残せることを意味する。クラブの象徴的な選手やカルチャーを守ることに繋がる。「お金がないから選手を売らざるを得ない」はもう見たくないのである。

こういうところは、リヴァプールを応援する魅力の一つだと僕は思う。改めて、FSGさん、ヘンリーさん、まじで魅力的なクラブを作ってくれてありがとう、といいたい。

3. なぜリヴァプールを売りたいのか?

愛が爆発してしまったが、本題に戻る。ヘンリーさんに直接聞ける訳ではないので、英国メディアの報道と自分の考えを照らし合わせながら仮説を立てる。

僕の仮説は一言でいうと『現在のプレミアリーグで健全なスポーツビジネスはできないとFSGがプレミア(FA)を見限ったのでは?』というものだ。

一般的に、サッカークラブ運営は儲からない。リヴァプールはコストカットや戦略的投資を繰り返してきた良い経営状態のクラブだ。しかし、FSGの所有権の12年の間で作れた利益は2700万ポンド。投資額を考えるとわずか0.8%の年率リターンに過ぎない。基本フットボールクラブはどこも赤字なので、十分すごいことではあるのだがFSGが「投資会社」であり、リヴァプールを「投資対象」と考えるとしてみるとこれはだいぶコスパが悪い。比べるのもどうかと思うが、同期間にS&P500は年率13%の利益を出しているのである。上述したようにクラブ価値は上がっているため、売却すればすぐに10倍以上のリターンを得られる状況を考えると、そりゃ誰でも売りたくなる。

スポーツチーム専門で投資をする FSG としては、そんなこと覚悟の上だと思うが、その覚悟が揺らがせる(売却を考える)きっかけは個人的に2つあったとみている。

①欧州スーパーリーグ構想のとん挫。

欧州中のビッグクラブのみを集め、昇降格がないリーグを作ってフットボール界をお金で潤そう、というアレである。リヴァプールは結成に手を挙げたものの、世界中のファンからの猛反対を受け構想自体がとん挫。間違いを認めたヘンリーさんはファンに謝罪している。

発起人であるマドリーのペレス会長曰く、スーパーリーグ構想の発端はコロナウィルス流行によって生じた「フットボール界の財源確保の不安定さへの懸念」であると述べている。特にCL出場権争いが激しいプレミアリーグにおいて、CL賞金が計算できないのはFSGといえどきつかったようだ。CLは(年度にもよるが)、出場するだけで「出場給」を€15m近く貰え、すべて優勝してしまえば報酬は€75mにも跳ね上がる(参考)。これだけで大半のクラブの売上の10%を優に占めてしまう。これほどのインパクトのある財源への見通しがつかない状態は心臓に悪い。

全くの個人的な推測だが、ヘンリーさんとしては、リヴァプールFCとして売上を向上する施策は一通りやりきったのではないだろうか。(詳しくはこの辺)売上は上がったが、同時に天井も見えてきたというタイミングで、天井を突き抜けるアイディアとして生まれたのがスーパーリーグ構想なのだと思う。それが何も果たせず終わり、いよいよ本格的な「サッカークラブとしての経営の限界」を心身ともに痛感した、といった感じではないだろうか。

スーパーリーグ構想についてファンに対する謝罪動画。ヘンリーさんの顔がとても疲れて見える。
https://www.youtube.com/watch?v=57tcwHCbXzo

②FFPへの失望

これが個人的に大きいと思っている。ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)とは、競争力を維持するために、クラブの過剰な支出を取り締まるためのUEFAが設定したルールである。『クラブの収入以上の支出を禁止する』という一見単純明快なルールだが、残念ながらいくらでも操作できてしまうのが会計というものだ (*後述)。2020年にはマンチェスターシティが抵触し、あわやCL出場禁止というところだったが、試合終盤(裁判所)での猛追で判定を覆すことに成功。€9m の罰金で事なきを得た。今年はチェルシーが湯水のようにお金を使い、誰しもがアウトだと思ったが、「選手購入時の費用は数年に分かれて計上されるが、選手売却時の利益は即刻その年度の会計に計上される。」という会計ルールの穴をついた夜神月ばりの立ち回りで切り抜ける(面白いのでnote書こうかなと思うが、この記事がわかりやすい *後述)。こういった具合に、ルールとして存在しているものの、いまいちその趣旨を全うできていないのがFFPなのである。

FSGはこれまで、「FFPが適切に施行されていない」とFAに対して主張を繰り返してきた。彼らがリヴァプールを買収したのは、金にものを言わせた規格外の補強をするクラブを厳しくFAが取り締まることを信じていたからなのであると過去に述べている。おそらく表に出てきていない不正がサッカー界には沢山あり、ヘンリーさんはサッカー界の権威が不正に目をつぶっているのを何年も見てきたのではないだろうか。FFPはまだルールとして発展途上であり、ルールの改正についても議論が頻繁に行われている。ただ、FSGからすると不十分な点が沢山あって、強豪2クラブが立て続けに制裁を逃れるのを目の当たりにし、我慢の限界が来たのだろうと推測する。

結果的にFFP抵触しなかったのはこの二人の功績(売却)といえる。ユースの鏡。恩返し野郎。トモリ好き。

まとめると、
・クラブとしての稼ぎより売却益が遥かに勝る
・固い収益源となりそうなスーパーリーグ構想は何もできずとん挫
・国内ではオイルマネーを原資としたクラブが躍進を続ける
・取り締まるFFPも機能していない
こういったクラブ運営の雲行きを怪しくする条件が揃ってしまっているのが、残念なことに今のプレミアリーグなのである。タイトル獲得の栄光を手にした後も、その先には長い長い絶望がヘンリーさんの目に映っていたのではないだろうか、というのが僕の仮説だ。

投資はタイミングが大事、と昔勉強したことがある。リヴァプールは主力選手が衰え、世代交代も順調に進んでいるとは言い難い。来季のCL出場権も猶予を許さない中で、あと数年でスター選手の引退と共にクラブの弱体化・価値下落があってもなんらおかしくない。戦争も不況もいつまで続くかわからない。それならば、高く売れるうちにクラブを売却し、次の挑戦につなげる。今がそのタイミングだと。そういった思考になるのは、悲しいがとても理にかなっているなと個人的には思う。

最後暗い感じになってしまったが、以上が僕なりに調べて整理したリヴァプール売却の理由である。FSGからオーナーが変わるのは悲しいが、それ以上にこの10年間はかけがいのないものだったので、どういう結果になろうとも「ありがとう」という言葉をヘンリーさんには送りたい。

4. 最後に

さて、完全にヘンリーさんとお別れムードだが、まだ買主は決まっていないのである。また、完全売却ではなく一部株主持分の売却というワンチャンFSG体制継続の形もあり得る。カタールのスポーツ庁だの色々と噂があるが、報道をみてしばらくは余韻に浸ろうと思う。

魅力的なクラブなので買い手はいつか現れると思うが、少なくとも冬のマーケットが空いているうちにはまとまらないのではないかなと思う。従って、派手な選手獲得は期待できないと悲観的に見ている。(ガクポ獲得は結構びっくりだった)現金は持っておきたいと思うので、ケレハーやチェンボあたりは売られるだろうな。控えには勿体無いもん。


最後まで読んでくれてありがとうございました。初めてのnoteなので読みづらい部分もあったかもしれませんが、良ければ皆さんの考えやコメントを教えてください!

5. [追記] 皆様からの反応・記事内の間違い

初めての note ということで恐る恐る公開した訳だが、10日ほどでとても多くの反応を頂いた。素人が書いた6000字の文章がこんなに多くの方に届いて驚きを隠せない。特にこの10日くらいマジで仕事が繁忙期(しかも案の定追加補強はないしエンソ・フェルナンデスはチェルシー行き)だったので、みんなのリアクションでメンタル保ってました。読んでくれた皆様、ありがとうございます。

初めてSNSでプチバズりする悦びを知ってしまった。これが令和の悦び。

多くの人に届いたことで、自分の間違いなどもしっかり指摘頂いた。僕もまだまだ勉強中の身で、不本意ながらミスをしてしまう。「わかりやすい!」と僕の記事を読んで頂いた皆様へ、客観性を担保するためにも頂いた指摘をこちらにも掲載しようと思う。なお、僕の記事の原文はそのままにしてあるが、間違いポイントについては括弧書きを追加してある。

僕が昔からずっとフォローしてたシティファンの方。サッカービジネスについて興味をもったきっかけになった人の一人。聡明さに加えてユーモアあふれるツイートやブログが多くファンなのである。初noteでこの方に届くのは、、夢がある。

指摘①インカムゲインで儲かってないと判断
→正直不勉強で指摘を100%理解できてないのが本音だ。が、『サッカー事業の売上だけでなく、FSG経営期間に増えた固定資産、流動資産を考慮したら割とリヴァプール儲かっているのでは?』というご指摘な気がする。会計用語風にいうと PL(事業の売上)だけでなくBS(企業の財務状態)観点を取り入れたら?というご指摘。盲点。記事内では触れなかったが、コロナ前まではリヴァプールの純資産は上昇トレンドにあったのである。そうか、BSの改善も結局は売却価値(≒キャピタルゲイン)に通ずるものと思っていたが、、シンプルに資産が膨らむ=オーナーの資産も膨らむ、ということなのでFSGがBS観点でも儲けたといえるのかな、、理解度は100%ではないが、今後BSにも注目してサッカークラブを読み解くと発見がありそうだと気づかされた。あくまでわかりやすく。
(違っていたら、有識者の方はこっそり教えてください。)

指摘②FFPの目的外の項目を目的に含める
→これは自分でタチの悪い間違いをしてしまったと反省している。ご指摘の通り、文中の『(FFPとは)競争力を維持するために、クラブの過剰な支出を取り締まるためのUEFAが設定したルールである』というのは誤解を招く表現だ。正しくは『Financial fair play is about improving the overall financial health of European club football.(ファイナンシャル・フェアプレーは、欧州クラブサッカー界全体の財務的健全性を向上させるためのものです。)』とUEFA公式に書いてある。その手段として、競争力の維持、クラブの過剰な支出を取り締まる、というのがFFPの内容である。趣旨が「クラブを取り締まる」ためのルールと「クラブの財務健全性を向上」するためのルールでは、受け取り手の印象が180度違ってしまう。僕自身の理解不足で非常にタチの悪い要約・誤ったFFPの伝え方をしてしまった。信じてくれた皆、申し訳ない。ここにて訂正します。
(最近FFPについてとてもビッグニュースが飛び込んできたね。自分の勉強もかねてこれもまとめたいなと思う)

指摘③・不確実性が極めて高い条件がFSGの投資テーゼの前提になっていたはずという仮定 ・他クラブは不正行為を多数行っており、それをFSGの経営陣が知っており、かつ公表できない状況にある
→これは紛れもなく、私の根拠の薄い仮説である。同意を得られるか否かは読者の方にゆだねているので、ピュアな読者の皆様はぜひこういった意見もあるということも併せて認識頂きたい。

という訳で昔から記事読んでいた方から正論を沢山頂いたので、しっかり自分の伸びしろとして受け止めていこうと思う。
その他ちゃりが気になったコメントを貼っていく。本文はこちらでおしまいなので、また次回会いましょう!コメントや間違いがあればどしどし指摘お願いします!


サッカーの財務面などについてfootballista に寄稿されている方だ。プロである。
→ご指摘の通りで、「チェルシーが切り抜けた」と表現した僕の文章やややミスリーディングといえる。記事のタイミング的にムドリクを連想した人がいたらそれもスミマセン。


なんと KOPはおなじみの Tamaruさんからの反応。このスレッドではリヴァプール、ユナイテッドの売却報道における現地ファンの反応についても追加で情報提供くださっている。財務活動って目に見えないけど、その結果として現地ファンが行動したり目に見えるリアルな現象として現れるのが面白いと思うんだ。


スパサポの方からの反応。KOP界隈で記事が広まった後は、スパサポからの反応が多かった。リヴァプールとスパーズは経営のスタンスが似ているので、双方のファンは共通した不安や偏愛性を抱えているのだと思う。


「わかりやすく」が自分のテーマだったのでこういう反応が非常にうれしかった。ファイナンスって一見とっつきづらいのだが、少し勉強するだけでピッチ外の報道で楽しめるようになったり、サッカーにいつもとは違う楽しみやドラマ性をもたらしてくれる。僕としてはそれがリヴァプールにのめりこむきっかけにもなった大事なことだったので、これからもわかりやすさを意識して発信していきたい。

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