不登校4年から生徒会長になって、今の自分になった話#4『同じような境遇の子はいくらでもいる。一人じゃないと思うこと。』

こんばんは。ChaRiです。今回は不登校生が通う教室に行き始めた私の経験を書いていきたいと思います。

不登校から半年がたった頃、私の中でも「このままじゃダメだ」と思うようになりました。塾や通信教育教材などを気にするようになりました。また、学校に行く準備をしてみたり、なんとか今を変えようと思う時が来ました。

そんなときに母は「不登校生が通う教室があるから行ってみる?」と言ってきました。不登校生だけが集まる教室なら居心地もいいのでは、と考えてくれていました。後から聞いた話では、その教室に行く前から私の母はその教室の先生に相談していたようです。

その教室は小学校低学年から中学3年生まで幅広い人たちがいる教室です。その教室で午前中は小学生なら漢字ドリルや計算ドリル、教科書を読むや学校から渡されたテストなどを行い、午後からは自由に遊ぶなり、読書するなり、スポーツするなりできる教室でした。その教室に来ていた人はみんな明るく、学校に行くことができないなんて人には見えませんでした。しかし、その教室に通っていると何度か教室の先生と面談する機会が訪れ、「どの子も教室に来た頃は元気がなかった。」と教えてくれます。「自分だけが不登校というわけではなかった。」とわかった私はここで気持ちが晴れやかになりました。不登校を始めたばかりの頃は自分だけが劣っている劣等感に陥ります(日本語おかしいかな?)。そのため、その劣等感はどんどん悪い方向へ働き、最悪の場合、自殺にまで自分を追い込んでしまいます。

『同じような境遇の子は自分以外にもいる』

早い段階から本人にそう思わせることは大切なことだと思います。そして逆に、不登校でもそのうち学校に復帰したなどのエピソードは言わない方がいいと思います。すべて本人のプレッシャーにしかならず、悪循環への導きになってしまいます。

『今を楽しくさせる』

私が不登校に悩む親御さんに言うならこの一言です。「なんでも楽しければいいのか。」と言われると部屋にこもってゲームや漫画も良しと言う意見になってしまうのでもう一言加えさせていただくと、

『一人にしない』

だと思います。私には同じ不登校をする人がいると知りました。そしてその不登校をしている人たちは自分の不登校に悩むことなく今を楽しく過ごしていました。

『仲間を作り、今を楽しく』

が最終的な私の答えかもしれません。仲間の形式なんてこだわる必要はないと思います。年上、年下、大人、子ども関係なく仲間は作ればいいと思います。同級生や同学年にこだわる必要もありません。趣味仲間、ゲーム仲間、遊び仲間(どれも一緒か。。。)、どんな仲間でもいいと思います。不登校になった私に教室の先生は「得意なことや趣味、自分が没頭できることを作ろう」と言います。今となってはそれがきっかけでいろんなことを経験し、それを通していろいろな人に出会い、楽しく今を生きている結果となっています。

次回は『不登校になった私がまず最初に取り組んだこと。得意なことや趣味、自分が没頭できることを作る。』について書いていきたいと思います。

今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。

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