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Chara 「命のまつり」その6

今回は、小学生の頃私が大好きだったことを綴ります。
それは、少女漫画。昭和40年~50年代の『なかよし』『りぼん』『フレンド』『マーガレット』世代です。
好きな漫画家は里中満智子さん、一条ゆかりさん、大和和紀さん、くらもちふさこさんなどなど、もっとあるけどきりがない・・・・。

月刊誌を毎月買ってもらい連載を読んでいました。もう発売日が待ち遠しくてわくわくがとまらない子どもでした。
特に好きだった作品は里中満智子さんの『海のオーロラ』、輪廻転生を繰り返しながら愛する人に何度も巡り合うという壮大でロマンあふれるストーリーです。12歳の私は妄想を肥大させ、ストーリーの中で自分が生きているような感覚を味わっていました。古代エジプトや邪馬台国、ムー時代の話もあり超古代史やオーパーツに興味のある私は好奇心をくすぐられていました。

一条ゆかりさんは『砂の城』が好きでした。『有閑倶楽部』が有名ですが、こちらはシリアスで切ない恋愛ストーリーというか、当時小学5年生の私には登場人物の心情がインパクトがありすぎでした。けれど、人間の持つ恋とか愛というエネルギー感を強く感じた作品です。

大和和紀さんは『はいからさんが通る』や『あさきゆめみし』が好きでした。日本人らしさを感じ魅かれていました。

それと、原作:水木杏子さん、作画:いがらしゆみこさんの『キャンディ♡キャンディ』を9歳から12歳頃までずっと月刊誌で読んでいました。
わかる人にはわかると思うのでうが、「丘の上の王子様がアルバートさんだったなんて・・・」というやつです。
キャンディーが女性として成長する姿を追いながら、私も成長したのだと思います。

実は小学1年生当時から買っていたコミックを今だに持っています。大切すぎて捨てられないのです。月刊誌はものすごい量がありました。子ども部屋は漫画だらけでした。小学校卒業の時に、泣く泣く月刊誌とお別れをしました。

今思うと、漫画の中に入り込んで色んな体験をして成長したんだと思います。NLPでアソシエイトとディソシエイトというのを学んだ時、あっこれだったんだと思いました。漫画のことをとやかく言わず自由にさせてくれた両親に感謝です。今、中学3年の娘が同じように漫画を読んでいます。主人は「漫画なんて」と言いますが、私は自分の経験から「面白いもんね、それもありよ」と言っています。 つづく・・・



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