心筋梗塞の足元_イメージ

【足元探索】-43- 『マイ・パートナーの「足元」』


1. 「イクメンのはしり」

もっとも古いつきあいのマイ・パートナーは、「イクメンのはしり」で、娘と息子、年子のふたりがお世話になりました。今だに、ありがとう。

さて、イクメンの出だしへと遡ると、産科まで戻ることになる。
生まれた日の娘の緑のウンチ(胎便)の布オムツを看護婦から渡されて、それを手洗いするところから。現在のイクメンには考えられない状況だったですね。
出産に立ち会うと言いながら、電話連絡されても(ケータイではない)来ないような「気持ち悪がり」がね~ 良くできたね、ありがとう。

当時の特殊状況と言えば、出産後12日は退院させてもらえないのが社会保険の仕組みだった。(今は、たった4日ですよ! 多分。)
「上の赤ん坊が待っているので」と、免責承諾書のようなものを書いて10日で退院させてもらったけれど、その10日間、一人で赤ん坊の面倒をみたわけ。普通の休職で。つまり育休ではなく。

娘に関するイクメンの最後は、16歳から2年間の「自動車教習教官」(フランスのシステムで)をきちんとやって、18歳で見事、運転免許証獲得までをサポートしたこと。

娘が運転非常に達者なのは、雪が降れば、「それっ!」と、車を出させたし、荷車をつけたルノー21(オートマチックじゃない)で、凱旋門の周りを回らせたようなスパルタの成果。 そんな自動車教習所ない! 

で、「スキ」をドッサリもらっている関係のままの親子。


一方、息子はといえば、「パパに『自動車教習教官』してもらったら、一生言われる。その前に喧嘩になっちゃうかもしれないし」とこれは拒否

その他にも拒否たくさんで、「スキ」とか👍を押したことは無いかも。

で、いまだにタクシー移動専門で、自動車大好き坊やだったのに車は持たず、世の中が追い付いてきているのよね。


2. 「割れ鍋に綴じ蓋」

割れ鍋に綴じ蓋


こんな息子から見たら、「ママ、よく、あれで平気だね~」でしょうが(ま、私もそう思いますけど)、我らは、40年かけて、絵にかいたような「割れ鍋に綴じ蓋」となりまして。 今更、「ふたをとる」わけにはいきません。パランと全壊でしょう。それで、先年、二人用の納骨堂を購入しました。

写真、見せたよね~? 息子さんや~い。

画像3


こうやって、「や~い、やっほ~」と呼びかけるのは、遠く、遠く離れて暮らしている親子だから。

織姫と彦星のように、天空の動きで会ったり、別れたり。

周囲は

A「ええっ、そんなんでいいの? 老後、どうするの?」
B「奥さん、ここでは暮らせないよ、TOKYOの人間じゃ~ん」的、介入派と、

C「ああ、あの耕作地、後継者がいないのね?」(シメシメ、うちのものになるゥ 食パン一斤と交換で。ブルドーザ・トラクターでひとひねりだ!」的、弱肉強食派ばかり。

ま、どこのおうちも親が「割れ鍋に綴じ蓋」年齢になると、これまでどうやって子どもを親の物にしたかが、ズームでクローズアップされるわけで。


3. 「こどもにはこどもの人生」

「自己矛盾」に気が付かないような母親に去年まで振り回された「一粒種」のマイ・パートナーは「自分のこどもは自分よりいい人生を!」を信じていた世代の最後の一人でしょうか。
ついでながら、それが信じられない状況の世代の医者・弁護士までが、現内閣の年金改正案拒否中で「親指下げてる」のが、いまだに真っ最中のフランス紛争。

「こうなることは分かっていたよ~」と、マイ・パートナー。


さて、90歳過ぎた実母が、手厚い老後保障のレールに乗って、「病院 → 訪問看護 → 施設」と、一人っ子から遠ざかろうとしているところで、病院いわく、

「費用は、(老人名義の、貸してある)耕作地や家やらでまかないますからね。ご心配なく! 全部いただき~」と、エライさんがハッキリ言う。

「よく言うよ!」は口にも顔にも出さず、こうなることは分かっていたよ~と、マイ・パートナー。 で、

「たまたま、リタイヤーしたばかりですから『訪問看護つき在宅介護』ということで。 老母は、こども一人では費用を負担し切れないことが分からないようで、『Aさんも、Bさんも、施設よ~』とか、言ってますが、ウチはウチのやり方で」と、態度の表明。


4. 「そのためにはどうする?」と、ひげを剃りながら毎朝考える。

ブラシ


これが、マイ・パートナーとそのパートナーの、いつもの動き

ただ、今回は、「カラダに来た!」(「巡回看護つき在宅介護」が!?)


心臓医心筋梗塞ですよ。インフルエンザではありません! 

   ホラ、ココ見て! コッチも見て!」

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ところで、この辺りでは「心筋梗塞」は、「インフルエンザ」以上に猛威を奮っている。

現村長も、たった一人の村の男性職員(外回りの)も、あの強引を絵に描いたような「土地握り屋」の年寄りも「心筋梗塞」で搬送途中で死んだと言われているし、うちのかかりつけの女医は、ボルドーまでヘリで運ばれて緊急手術だって。もちろん生還で、職場復帰。元小学校の隣に住むあの人は「この女医は心臓に詳しいから」とかって、言われる通りに11月に手術したばかり。

が、マイ・パートナーは、いまだに「手術? 考えときます。


4-2. 余裕が出てきた近頃は、ツルツルのマクロン大統領の真下でひげボーボーのお二人を「汚い、汚い」と嫌って、テレビのチャンネルをすぐ切り替える。

画像5

こういうタチが心臓に良くないんだよね~

気分転換にコチラをどうぞ!

ブラシ baby FUKUFUDE


5. 以下、続く。

マイ・パートナーの「心筋梗塞」発見前の左右の太さの違う足元画像はそちらで。つまり、あちこち探しているところで、失礼! で、この回の見出し画像は、インターネット上の「イメージ」画像です。つまり、無関係です。

で、ここで予告の「続」ができたらそちらの見出し画像としても使わせていただきます。 多分...


最後に、今回の締めとして。

マイ・パートナーはこういう意味で運命の人なのじゃよ、息子よ。 お前さまも、こんな風に育てたのは私。ごめんね、奥様... 続きをお願いいたします。

で、コチラも。



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