札迷子

【足元探索】-69- 「失神」の「足元」

1.  お医者様で教授のミルキクさんの記事、デイサービス施設から「一過性意識消失 」の老人が搬入されるエピソード。

やはり、学術用語がちりばめられている記事を自分流に記憶しているので、記事のタイトルや見出し画像からはたどりにくいと考えて、まずはピンで止めて置くことにした。


1-2. 「後はお医者様にまかせて」ということでは、手探り診療から、重篤な後遺症につながったり、命取りになったりしても不思議ではない状況。


2. 施設の職員は、自分が抜けていては職場に迷惑がかかる!と気が気でないでしょうし、意識を回復した当人も、あちらに迷惑をかけたと気が気でないでしょう。 こういう事態のために、なにかルールが必要な気がする。けっこう起きそうな事態だから。


3. これを読んで、日本に一時帰国時に、「私が倒れていたらここに連絡して下さい」という「札」を首から下げたことを、まず思い出した。

いやだ、こんなもの~と、もちろん拒否反応はあったけど、新宿・池袋・渋谷辺りを通過すると、反応が変わった。


4. さて、次に思い出したのは、逆に国外の地方都市でのできごと。これはすっかり忘れていたけれど。

車を止めに行ったパートナーに「さっきの年寄りと、ナニ話してたの?」ときかれて。

「93歳で、一人で散歩だってよ~ 観光客が何か(ドコか)探しているなら教えてやろうということらしかった。 あそこの有料施設に入っていて、娘はパリから訪ねてくるって。あのクリーム色のおしゃれな上着、見えた?」

パートナーからの忠告。

「『この人の腕の中に倒れ込んで死のう』と思っていたのかもしれないと思った方がいいね。わかるでしょ?」

そりゃ、大変なことになる。そのために車で来た用事を済ますどころじゃなくなる。たとえ「一過性意識消失 」だとしても。

親切そうでがっしりしている女と見透かされたか?


5.    ここからはミルキクさんからコメントをいただいての追加。

記事中の専門用語、「心原性失神」や「心筋逸脱酵素」を検索してみたが、これは「逸脱酵素」でヒットした。

その時、「急性心筋梗塞」も失神状態になるとのことで、我が身のパートナーの「心筋梗塞」にやっと思い当たったなんて、なんてこった!

パートナーの場合は、ドタリと倒れたわけではなかったので、つまりベッドで寝ていた朝の3時とか4時とかに、急性冠症候群で?「一過性意識消失 」があったと心臓医から説明されている。本人は全く自覚が無かったし、ダブルベッドで一緒に寝ていても気づかなかったかもしれない。




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