新人は68歳、未経験。
Eさんがいなくなった後。
やはり誰からも応募の話はなかったそうだ。
1月は社員がほとんど休みも取らずにシフトを組んでいたが、彼は今日、
「眠れないんだよ~。休みになると頭が痛くて。」
と。
たぶん、そろそろ限界なんだろうな。自律神経失調症かうつの入口なんじゃないかと。
それを聞いて、こちらは恐怖を感じている(笑)。
君がどうなろうと、あたしゃ夏には辞めるからね( `ー´)。
と、心の中で言いながら。
が。
Eさんがお友達だという人を紹介してくれて、三日前から出社してきている。
そ。
68歳、未経験、女性。
ん~~~~~、大丈夫なの?
と、外野としては思ってしまうのだが、しょうがない、他に来ないんだもの。
ただ、入社前情報で聞いていたことがあった。
「本人、社会保険に入りたいんだって。けど、うちじゃ遅番で短時間のパートしかできないけど、その辺どうなんだろう。」
えっ?68歳で保険に入りたいの?そんなん無理じゃね?
「まぁEさんが、条件が合わなければ断っていいって言ってたし。ま、面接でそんな話もするんだろうけどね。」
面接をするのは例のやつ。
ひっじょ~~~~に心配であった。
案の定。
今日の昼間、上司がまたもグチグチ言い出して。
「〇〇(マネージャー)の野郎よ~、どういう条件で契約したのか言わねぇから、週3日なのか4日なのかもわかんないし、本人曰く、時給がいくらかもわかってねぇんだよぉ。
Fさん(新人)も、その辺全然聞いてねぇっていうんだからさぁ。シフト組めねぇじゃんかよ~。
俺そういうの一番やなんだよ~~~。も~マジ辞めてぇよ~~~~。」
あんたが辞めたいのはどうでもいいが、条件も詰めないでよくもまぁ「採用しました」「はい、わかりました」という流れになるよなぁと。
その時点で、どういう人なんだろう???と訝しい気持ちにはなっておりました。
ワタシの仕事上がりは13時45分。
Fさんは14時入りなので、ちょうど着替えの時間が重なります。
思ってた通り、同じ時間に部屋に入ろうとノックをすると、部屋に鍵がかけられてました。
他の人がカギをかけることはまずないので、その時点で「あれ?」と思ったのですが、さらにあれれ?と思ったのが、中から、
「ちょっと待ってて~~~~!!」
ん???
初見でため口???
ま、しょうがないわ。
着替えてて焦ってんのかもしれないしね。
その場からいったん離れ、違うことをやってるうちに着替え終わったのか、ドアが開いたので中に入り、
「あ、早番の〇〇です。宜しくお願いします。」
ときちんと挨拶しましたよ。大人なんでね。
すると、
「あ、Fです。宜しくお願いします。」
とちゃんと返されたので、「どうですか?やれそうですか?大丈夫ですか?」と、当たり障りないつもりで話しかけたのですが。。。。。。。。。。。。。。。。。
「これね!これ来たのよ!これ!見たんだけどあれね、失業保険入ってないのね!失業保険、大きいわよね!失業保険入ってないの、大きいわよ!」
と、いきなりマシンガンのように話し出します。
え?何?いきなりなんで超追い込まれてんの?なんなのこの人?
うわ~、またも面倒なタイプだ。瞬時に理解しました。
彼女、会社から送られてきたとみられる書類をワタシの目の前に広げ始めました。
いや、マジ今、あんたと初見なんだけど。
見せられたのは、彼女の雇用契約書。
上司とも話題にしてたからわかってたんだけど、やっぱり彼女の雇用は「週3日5時間」なわけで。
抜けたEさんの穴なんだから、それで当面は行くわけで。
「あれね、パートでも失業保険入れてくれる会社もあるじゃない?ここはダメなのかね?!おっきいよね、失業保険!」
…いや、入った早々失業失業って。。。それも会ったばかりの先輩であるワタシに連呼して聞くかね?
めっちゃめんどくさいタイプだと発覚したFさん。
というか、ほんと不思議なのは、そんだけ保険保険というなら、何故に面接時にそこを自分で確認しなかった???
だから言ったさ。
「そんな話、面接でしなかったんですか?」
そしたらまたもまず謎な回答。
「ほら!私ケガしてたじゃない!?(マジでワタシが知るわけないだろっ(-_-メ)!)
だから、それでも雇ってくれるなら、まいっかな~って思って。」
じゃ、まいっかって思っとけっ!!!!
マジめんど~。
なんでこういう、わけのわからん人材ばかりを入れてくるんだろう。
あのマネージャー、ほんとにバカだ。
もう何も言う気になれなかったので、は~そうですかぁ~、へ~そうなんですかぁ~、と生返事をしていたところ、遅番でCさんが来てくれたので入れ替わって帰ってきました。
・・・人材不足って、ほんととことんだな。
基本、同じ時間で働くことはないのですが、今後は極力着替えてる間も話を振らないようにしようと決めました。
けど、あんだけ図々しい感じだから、案外長くやれるかもな。あの人。
せいぜい頑張っておくんなましね。
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