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家庭科の教師がアロマを仕事にしようと思った理由①

高校の時家庭科が苦手だった私が、ふとしたきっかけで私学の専任講師として働き始めたのは、大学を卒業して5年たった28年前のこと。
私にとって中学、高校時代の家庭科は「裁縫が下手、ミシンがうまく使えない」「栄養計算が難しくてめんどくさい」という負の記憶しかなく、自分が家庭科の教師になるとは思ってもいなかった。

でも、物を作ることは好きでなんでもやってみたいという好奇心だけは強くていろんな手芸にチャレンジしたこともある(うまくできなくて途中であきらめてしまってばかりだったけれど。。。)

そんな私が進路に選んだのは「家政学部児童学科」
子どもが好きで、ずっと習っていて好きだったピアノの授業があるという理由で決めた(大学が憧れていた女子大だったことも理由のひとつ)。
なのに、親の「4年制の大学いったんやったら4年制でとれる資格とったほうがいいん違う?」の一言で中学・高校の家庭科免許を目指すコースに変更してしまった。(その時は、とりあえず免許とっとこかなぁという軽い気持ちだった・・・恥ずかしい)

結局、「これがしたい!」という強い気持ちを持てず流れにまかせるように
就職活動をし、大学で学んだこととは関係のない職場に就職。3年契約だったので、その後もいくつかの職場で働いた。

ある時、たまたま私学で講師をさがしているけどやってみないか?という話をもらって、「なんとなく」引き受けたのだった。

ところが、実際授業をしたり生徒と関わっていくうちに、家庭科の授業が苦手だった裁縫や栄養計算だけではないことに気づいたことと(当たり前ですね。。高校の時の先生ごめんなさい)、生徒にうまく伝わったときの爽快感が、「県の教員採用試験を受けてみよう」という気持ちにさせてくれたのだった。                   
                          続く                                               

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