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我が家の黄色い花 3

前回ブラック・アイ・スーザンについて調べました。

今回はいよいよ、我が家の黄色い花について調べますが、この花、黄色いだけあり、我が家の中で、最も蝶がやってくる花でもあります。
そんなことも楽しくて、足しげく見に行ってしまいます。

さて、以前この花が咲いた時、コメント欄で、いささんがこんなことを教えてくれました。

この花は多分、エキナセアでは無いでしょうか?
真ん中がぷっくりと盛り上がっているところが特徴的ですね。

いささん

エキナセア。
名前の由来はギリシア語のechinos。ハリネズミやウニを意味し、花の中心の盛り上がった部分を例えた名前。
属名も一度は博物学者リンネによってルドベキアとされていたものが、後に別の植物学者によってエキナセアに見直された、とあります。
ルドベキアとエキナセアの区別の難しさは、今に始まった話ではなさそうです。

borrowed from New Latin Echinacea, the purple coneflower genus, from Greek echînos"hedgehog, sea urchin" + Latin -ācea, feminine of -āceus -ACEOUS; so named from the prickly appearance of the disk florets — more at ECHINUS

NOTE: The genus name was introduced by the German botanist Conrad Moench (1744-1805) in Methodus plantas horti botanici et agri Marburgensis : a staminum situ describendi(Marburg: 1794), p. 591, as a revision of Linnaeus' Rudbeckia purpurea.

Merriam-Webster Definition of ECHINACEA


和名はムラサキバレンギク。

和名は、開花終盤に15枚ほどの舌状花(外見上の花びら)が垂れ下がり、その形が「バレン」と呼ばれる「火消しのまとい」に似ていることに由来します。

ムラサキバレンギク:武田薬品工業株式会社 京都薬用植物園

花の終わりの様子を観察してきました。

ハリネズミやウニに例えられるのも納得の姿。

うーん、ウィキペディアに載っている写真であれば、確かにまとい、という表現はぴったりですが、うちのはとはちょっと違う気がします。

エキナセアとルドベキアの違いを取り上げたサイトも複数見つかりました。

ルドベキア

  • 宿根草。寒さにあまり強くない。

  • 成長が早く、植え付け直後からたくさんの花を咲かせる。

  • 萼が柔らく、茎や葉に産毛が生えている。

  • 茎葉は互生し、単葉もしくは羽状に裂ける。

  • 花色は、黄色、茶、複色など。

エキナセア

  • 宿根草。寒さにも暑さにも強い。

  • 比較的ゆっくり成長する。たくさんの花が楽しめるようになるのは植え付けから数年後。

  • 萼がトゲトゲしている。茎や葉に産毛はない。

  • 葉は互生し、披針形(竹の葉のような形)あるいは先の尖った卵形。通常、縁に鋸歯がある。

  • 花色は、赤、ピンク、オレンジ、黄色、白、緑など。

さて、うちの黄色い花をもう一度見てみましょう。

  • 産毛とはいえないかもしれませんが、茎にも葉にも毛が生えています。

  • 小さな株を分けていただいてから1年で開花しました。成長は早そうです。

  • 冬越しは、関東の寒さを戸外で難なくクリア。

  • 産毛というにはかたい気がしますが、葉や茎に毛が生えています。

  • 下の方の葉が三つに裂けています。

実はこれを調べている間に、近所でエキナセアが咲いているのも見つけることができました。また馴染みの花ができてラッキーです。

ですが、特徴から考えると、うちの花は、エキナセアではなく、ルドベキアの仲間のようです。でもルドベキア・ヒルタ、つまりブラック・アイ・スーザンでもなさそう。

では?

続きます。

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