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【お金の話】何のために投資をするのか #2

こんにちは、chapiのすけです。

もし、友人や後輩から投資を始めたい、という相談を受けたら必ず最初に話そうと思ってることがあります。それは「何のために投資するのか?」をちゃんと定めること。つまり投資の目的ですね。

当たり前といえば当たり前なのですが、投資は手段であって目的ではないです。でもいざ投資の話となると、どのセクターがアツイとか、どの銘柄が爆上げしそうとか、やっぱ仮想通貨っしょ!とか。そういった各論めいた話が多くて(個人的には面白くて大好きではあるのですが…)そもそもその投資ってなんのためにするの?という、そっちの情報発信って少ないなあ、と思うのです。

もちろん投資は必ずやった方がいいですし、現金を持っていても価値が目減りするだけなので、投資をしないという選択肢は無いです。
投資をするのはリターンを得るため、資産を増やすため。
では、どこまで資産を増やせばゴールなのか。

1億円の資産形成と1000万円の資産形成では方法が全く異なってくると思うんですよね。ゴールが明確じゃないと、投資方針はなかなか定まらないと思う。

投資はギャンブルではないので、明確なゴールと、ブレ無い投資方針が必要だと思います。これが無いと場当たり的な投資になってしまうと思うので、自分の考えを整理するためにも書いておこうと思います。

投資の目的(老後資金)

投資の目的は人それぞれですし、干渉すべきものではないのですが、ちなみに私の場合はこんな感じです。
最終的な目的は「物質的、精神的豊かさを手に入れること」ですが、そのうち投資は「老後資金」をメインに紐づけています。

例えばですが、話題になった老後2000万円の資産形成を目標に計算してみるとこうなります。

初期投資を10万円とし、年利は少し固めに5%、運用期間25年とすると、約3万3千円/月の積立が必要と計算できました。
※計算はアセットマネジメントONE様のツールを利用しました。便利です。

あとは3万3千円を普段の生活の中で捻出して積み立てていけばいい、となります。金額的にもつみたてNISAがまさにピッタリですね。
#ちなみに運用期間35年だと1万7千円で足ります。20代の人うらやまし。

ちなみに2000万ではなく1億円を目標にすると、初期投資、積立金額、運用期間そのままであれば年利9%の利回りが必要になります。

そうすると、そもそも運用すべき商品が異なってきます。後者はそれなりのリターンを求めるので、リスクも相応に必要になってきます。
逆に言うと、前者の場合はあえて高いリスクをとる必要が無さそうです。愚直に市場平均のインデックスを積み立てていけば過去実績ベースで達成できる利回りなので、「儲かりそう!」と話題のハイテクグロース株に飛びつく必要なんか無いかもしれないんですよね。市場平均に連動したS&P500インデックスで十分です、きっと。(将来のことは誰にも分からないので本当に十分なのかは分かりませんが)

2020年度は米国株が絶好調でしたので、暴騰銘柄も数多くありましたが、つられてそれに飛びついていいのだろうか。飛びつくべきか?飛びつく必要がそもそも無いのか?は自分の投資ゴールと照らし合わせてよく考える必要があると思います。
やはり「何に投資するか」の前に「何のために投資するか」を定めること。自分のゴールを明確に設定して運用計画をしっかり立てることが何よりも大切なんじゃないかな、と思っています。

まとめ

・「何のために投資をするのか?」という自らの投資のゴールを設定する
・そのために必要な投資計画を立てる
・日々の活動に落とし込んだ計画を愚直に実行する

当たり前の話ですが、当たり前のことをちゃんとやっておくのはとっても大事。

この年末は自らの投資計画(航路)を落ち着いて見直す時間にしたいな、と思って書きました。

投資は自己責任ですが、それは逆に言えば限りなく自由であるということ。だからこそ他人との勝負でもないし、他人が干渉するものでもない。

誰もが自らの投資計画を達成し、資産を育てていけるといいですね。

おまけ

まぁでも、決めた計画に則って、愚直に投資するって…つまらないんですよねw

なので私は愚直に投資するポートフォリオのコア枠とは別にチャレンジ枠を設定して投資を楽しんでます。

その話もまたいずれ…

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