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誰かの記憶の中のわたし。

ここ数日、過去を振り返ることが多かった。

先日、久しぶりにフェイスブックを開いたら、
過去に好きだった人が結婚してた。
ウェディング動画も写真もアップされていて、
彼も、花嫁さんも、結婚式も、とても素敵だった。

あの頃の記憶がよみがえった。
あの人のこと、好きだったな。
憧れの人だった。
その人の横顔を見つめる日々。

勇気を振り絞り、頑張って私から高校の正装パーティーに誘った。
「一日考えてたい」と言われた時はドキドキだったけど、
次の日、オッケーをもらった時はとっても嬉しかった。
ドレスアップしたパーティーはまるで、夢のようだった。
彼は他の男子と違って、女子や恋愛に興味がなかった。
真面目に勉強に集中し、キリスト教を心から愛している人だった。
だから私に興味がないこともわかっていたけど、
彼の嘘のない、純粋でまっすぐな心が好きだったのかもしれない。

フェイスブックでは何人もの同級生がいつの間にか結婚してた。
とても幸せそうだった。
子供が生まれた人もいれば、2人目、3人目の人もいた。

私はあの時から変わらず、バレエ一筋の人生。
比べる必要はないのだけど、別世界にいる感じがした。
私にとって、結婚も出産も、遠い話。
J とは先日、別れ話にまで発展したこともあり、
未だにそのショックから立ち直れていない自分がいる。
愛のあるパートナーシップというより、スパルタな私の修行になっている。
「J といてmichan は幸せ?」
そう聞かれ、答えに戸惑ってしまった。
この躊躇は何だろう?
私が思い描く愛のカタチとは違うのかもと思い始めてしまった。

あと、もう一人。

高校生の時、大好きだった人がいた。
一瞬、両想いだと思ったけど、どうやら私の勘違いだったのかもしれない。
私の知らないところで何かあったのかもしれない。
特に理由もなく、突然冷たくされる日々が始まった。
その人のことは今でも忘れられない。
忘れたくても、魂が覚えいている。
今でも思い出すと、その時の感情がフレッシュに蘇り、辛いけど、
そこまで「好き」という激しい感情を感じる経験ができたことは一生の思い出だと思う。

特に10代、20代は恋愛体質だったから、
後にも先にも好きだった人は数多くいるのに。
どうして今でもこんなにその彼に執着があるのかわからない。
私の魂が彼の何かに激しく反応したんだと思う。

元気で、がんばっていますか?
今でも彼のことを思い出すたびに、彼の幸せと健康を祈っている。
どこかのパラレルワールドでは、私と彼のストーリーが今でも続いていると思っている。
もし、シナリオの中にそのプランが入っているならば、
また今生でお互いの道が重なることもあるかもしれない。

私も誰かにとって忘れられない人になっているのかな。

私も気付いていないだけで、もしかしたら、誰かの愛の祈りと想いのおかげで生きていけてるのかもしれない。




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