【歌い手編23】超簡単!!歌いやすいキーに変更する方法を教えて！(Audacity編)

2020年9月22日 11:54

今さら聞けない歌い手お悩みあるある23

Audacityは無料でありながら数多くのエフェクトを兼ね備えたフリーソフトを代表する波形編集ソフトです、今回はAudacityを使って歌いたい曲のキー変更を簡単にしていきたいと思います。

最初にキーを変更したい楽曲を取り込んでいきます。WAVなど高品質であればあるほど音質の劣化は少なくて済みます。

メニューの中から『エフェクト』⇨『変更：ピッチの変更(P)』を選択します

読み込むとピッチを『変更前』として自動で割り当ててくれます。ただこれは一つの基準なので、ここで違う調だとしても気にしないで平気です。変更前に『F』と書いてあるのは『ファ』の音になります

ピッチ変更方法は２つあります

１つは変更後の調を直接指定する場合です『F2⇨F#/G♭2』になっているので、変更後の調は半音１つ分だけ(+1)上がる状態になります。ちなみに数字はF2の『2』という数字はオクターブを表しています、F1になれば1オクターブ下がり、F3になれば１オクターブ上がります。

もう１つの方法は『音程差(半音)』をいじる方法です、『1.00』になっているのは、既に変更後『+1』に調整している状態で、初期位置は『0.00』になっています。ですのでカラオケでいう『-1』にしたい場合は『-1.00』にすれば、元の調から-1された状態にキー変更をする事ができます。

プレビューボタンを押せば、変更後の音楽を聞く事もできます、自分の音域に調整できたら『OK』を押して完了です。

当然波形を直接いじっているので、どうしても元の音源よりも音質は悪くなりますが、この方法は簡単に調の変更をする事ができるとてもオススメの方法です。

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