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資産形成を始める時期〜30歳くらいでいいのでは?

ご覧いただきありがとうございます。

私が本格的に資産形成を始めたのは28歳くらいです。YouTubeとか本で勉強し、最初は投資信託。次第に個別株やETF、ビットコインなども買うようになり、昨年やっと元金だけで¥1000万を超えました。

投資を始めて以来、
「これ(モノ)を買うくらいなら株に回して、配当金もらった方が得だよな」という思考が定着し、本当に無駄遣いをしなくなりました。
(「金の卵を産むニワトリ思考」と勝手に呼んでます)
結果、順調に資産形成が進んでます。
本当に欲しいモノは買うなど、出す時は出してるので今の生活に不満もありません。

私は20代後半から本格的に資産形成を始めました。でも最近は20代前半、人によっては学生時代から資産形成している人もいるようです。

正直、すごいと思います。
「そんな若いうちから投資するだけのマネーリテラシーあるなんて優秀なんだなー」と尊敬の念すらあります。
よく言われる話、資産形成は時間を味方につけたもん勝ちです。複利の力ってすごいらしいですね。私も「もっと早くに投資を始めていればなー」と悔やむことがないと言ったら嘘になります。

でも。
20代のうちにたくさんお金を使って遊んだことは一切後悔していません。何故ならその分いろんな経験を積めたからです。

投資を始める以前、
私は稼いだら稼いだ分だけ使うような人間でした。例えばこんなことに使ってました。

ロードバイク
カスタマイズするなどして総額¥100万は軽く使ったはず。


新車で買った車に高いホイールとかタイヤ履かせて走り回ってました。これも¥300万以上。

旅行
海外をバックパッカーしてました。
社会人になってからも割と海外旅行は行ってました。

ガジェット
アニメにハマった影響でiPad pro買ってイラスト描いたり、プログラミングの勉強するためにMacBook Pro買ったり。当時はオーバースペックとか気にせず、とりあえず1番高いやつを買ってました。

あとは本とか漫画とか欲しいものはどんどん買ってました。


結構無駄遣いもしましたが、どれもこれもやってて楽しかったし後悔はありません。
人生を楽しくしてくれる良い経験です。
特に海外旅行の思い出は例え1億円積まれても譲りません。絶対にあの世に持って行きます。

つまり海外旅行の思い出は自分にとって1億円以上の価値があるものです。もちろんそこに費やした費用は1億円以下。それどころか数十万円です。海外旅行という買い物はメチャクチャコスパの良い買い物(経験)だった訳です。

他の経験に関しても同じです。
その経験(思い出)には掛けた金額以上の価値を感じています。

でもどの経験もやってみるまではどれくらい価値があるかわからないことがほとんどです。
だからこそとりあえずやってみるしかありません。

最近は資産形成にお金を回すため、
無駄なことにお金を使わないようにしています。でもそれが無駄なことかどうかは本当のところやってみないとわかりません。もしかしたら金額以上の経験ができたかもしれません。金額以上の経験ができたなら、それは「使うべきお金」だったはずです。

要は何が言いたいかというと
「若いうちはたくさんお金を使ってどんどん経験をしておいた方がいい。その方が人生豊かになる可能性がある。」
ということです。

若いうちはから資産形成する余裕があるなら、経験に使った方がいいと私は思います。

有名な本『Die with Zero』にも同じようなことが書いてあったと思います。
ホリエモンも数年前に『有り金は全部使え』みたいな本を出してたはずです。
(私はどちらも読みました)

「早くFIREするために資産形成。その後に思いっきり楽しむ」というのもありだとは思います。でも人間いつ死ぬかわかりません。

この春に職場の上司がバイク事故で亡くなりました。たしかまだ50歳ちょっとでした。きっと本人もその日に死ぬとは思っていなかったはずです。「死は身近にある」ということを改めて感じる出来事でした。

かと言って有り金を全部使うキリギリス的な生き方もそれはそれで問題です。
けどアリ的な生き方にも問題はあります。どんなに蓄えても使う前に死んだら意味ありません。そしていつ死ぬかはわかりません。
お金は使ってこそ価値があるものです。

結局はバランスの問題です。
だとしても20代は思いっきりお金使って経験を積むのがいいかなーと思う私です。


おしまい。

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