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インタラクティブ性の要因【LUMINES】

騒がしいBGMがどうにも性に合わなかったルミネスリマスターだが、これタイムアタックモードやミッションモードでやれば落ち着いたBGMになって良いということがわかった。

この13番目がおすすめ

しかしゲームに慣れてきても、いまだ音と映像のインタラクティブ性を感じない。
TE:Cと何が違うのかというと、操作がBGMとリンクしてない所が最も大きな違いだと思う。
操作した時に鳴っているのは普通の効果音(SE)だ。楽曲によって固定されていてずっと同じ音が鳴る。BGMはそれだけで完結していて、TE:CみたいにSE入ってやっと曲が完成するような作曲はされていないので、文字通りバックグラウンドでなんか流れてるだけ。
タイムアタックやミッションでは比較的おとなしい曲なのでSEがよく聞こえ、四角を作った時に音が鳴るのでプレイしてる感もあるが、通常モードでは曲が騒がしすぎてどれがSE…つまり自分で操作してる音なのかわからなくなる。
自分の操作に即座に呼応して反応があることをインタラクティブ性と呼ぶのだが、反応はあってもそれがわからないのでは意味がない。やっぱり選曲(またはアレンジ)を間違ってるよな。
映像に関しても、タイムラインが過ぎてブロックが消える時を最も派手な演出にしてるけど、タイムラインはアナログに通り過ぎていくのでブロックが消えるタイミングは自分の操作にもBGMにも無関係。TE:Cみたいに自分のタイミングでライン消えると「自分でやった感」があるのだがこれは自分でブロック消してる感がない。
TE:Cは自分で演奏してる感、自分で映像を操ってる感があって、それこそがインタラクティブ性。このゲームはそういうのではないな。単に曲がパリピで派手なゲーム。

で、スタッフクレジット見たらこれモンドグロッソの曲使ってるんだね。道理で昔懐かし感ww
このソフトは2018年とクレジットされてるけど、リマスターとあるので、リマスター以前の元祖のゲームはもしかしたらモンドグロッソがクラブでガンガンかかってた時代に発売されたのかも。
でもそうだとすると、その頃はまだスマホ普及してないしケータイゲームでこのシステムは無理だから、ゲームやる人って子供でなければオタクっていうかまあ陰キャなイメージで、そういう人たちがモンドグロッソみたいなお洒落な音楽聴いてたか?ターゲット間違ってない?いやそういう陰気なイメージを打破しようと敢えて選んだのかもしれないけど…。
(なおモンドグロッソは日本が誇る素晴らしいミュージシャンです。)


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