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モンスターペアレントNAMIE、PTA問題に吠えまくる!~ラジオ告知より~

昨年末、ラジオ収録に入る前に
たまたま
PTA役員選挙についての
とある投稿を見かけて

我が子たちが小学校時代の
PTAをめぐる諸々の出来事を
いろいろと思い出したNAMIE。

我が子たちが小学校時代の
約7年ほど前、
当時PTA役員選出のための
選挙管理委員だったNAMIEは

PTA役員の選出方法と
そもそものPTAの在り方について
大暴れしていたのでした。

いまだにPTAをめぐる様々な問題は
変わらないんだなぁ、と
当時のことを振り返りつつ

モンスターペアレントNAMIE、
「カオスの女王」のラジオ収録にて
久しぶりに吠えました。

*******************

まずはじめに言っておく!
以下、要注意!



★PTAというものはボランティア団体なので
役員を断るのにそもそも理由は必要ない。
↑ココ大事

★役員を断るために
事情を話さなければならない、
と強制するのは
プライバシーの侵害にあたる。
↑ココ超超超大事

★PTAというのはそもそも
”任意加入の団体”なので
強制的に参加させられるものではない。
加入するかしないかの意思表示ができる。
↑ココ大事

★PTAに未加入の家庭に対しても、
「未加入の家庭の子どもに
 不利益があってはならない」
という原則がある。
たとえば、
未加入の家庭のお子さんにだけ
記念品を渡さない、というのは
PTAの原則から外れている。
↑ココめっちゃ大事

★PTAというのは
P(Parents=保護者)
T(Teacher=先生)
A(Association=組織)
という団体。
先生はPTAのことに口出しできない、
というのは真っ赤なウソ。
本当は保護者と共に、先生も参加するもので
極論を言えば
先生が役員になっても問題はない。



上記の項目から外れている場合
それは
「ブラックPTA」と呼ばれたりします!

あなたの学校のPTAでは、
このあたりをちゃんと踏まえたうえで
運営がなされている?!

*******************

我が子が小学校時代の
PTA役員選出。

我が子の小学校のPTAでは
「基本的に役員は断ってはいけない」という
暗黙のルールがあり

NAMIEが選挙管理委員になる前年度からは、
さらに
「どうしても役員ができない場合は
 あらかじめその理由を『事由書』に書いて
 提出しなければならない」
というルールもできていました。

(が、
〈事由書を提出すれば免除〉
というわけではなく、

その事由書の内容を
現PTA役員と選挙管理委員で精査して
免除とするかどうかを判断する、という決まり。

言い換えれば
その年その年の役員のさじ加減で
免除となる基準も変わってしまうことになる、
ということです)

モンスターペアレントNAMIE、
当然のことながら
この事由書の提出義務自体が
プライバシーの侵害にあたることなので

自分が選挙管理委員の年には
これには猛反対しました。

おかげで、会議の場では
「そんなことを言ってたら役員が決まらない」

総スカンを食らうことに。

が、
それを言うならそもそもの原則が…
と非常にひっかかって

そもそもPTA自体が
〈任意で加入も辞退もできる
 ボランティア団体である〉
ということも
その会議の場で伝えて、

当時 当たり前のように全員加入となっていた
この学校のやり方に問題があることも
指摘したら

当然、さらに総スカンを食らいました💦

保護者が集まる場での役員選出は
毎年本当にてんやわんやで長引くので、

事由書等々のルールを撤廃したら
役員なんか決まらないじゃないか!と
選挙管理委員十数名のほとんどの方から
NAMIEはその日
猛烈に責められました。

そのうえ、会議の場では

「PTAに加入してもしなくてもいい、
 ってことになったら
 加入していない家庭の子どもには
 記念品は当然渡せないよね」
という話題になってきて

なんと、教頭先生までがこれに同意。
(教頭先生ですら
PTAの原則をちゃんと知らないという…!)

そこで

「『未加入の家庭のお子さんに
 なんら不利益があってはならない』
 が原則だから
 その家庭の子だけ渡さないということは
 あってはいけないし、

 どうしてもその家庭には渡さない、というなら
 全員の前で記念品を配るのではなく、
 わたしたちか先生たちが
 自分の足で会員のお宅へ
 一軒一軒配るしかないですよ」

と発言したら

当然のことながら
さらに皆の怒りを向けられることに😥

教頭先生とはその後、
その件について言い合いにまでなりました。
(後日、校長先生の方から
「それについては、
 NAMIEさんの言っていることが正しいよ」と
教頭先生に注意があったそうですが)

とにかく、この年、
このPTA役員選出の諸々については
NAMIE、
大暴れしたのです。

が、

NAMIEが怒っていた矛先は
このときNAMIEを猛烈に責めた
他の選挙管理委員の人たちではなく、

その前年度に
「事由書」というものを義務化した
前年のPTA役員さんたちでもなく、

まずは、そのときの
校長先生と教頭先生に対して
でした。

※念のため言っておきますが、
この時の校長先生は特に
我が家の不登校の娘に対しても
とても良い環境を整えてくれたり、
特別に子ども思いの良い先生でした。
教頭先生も然り。
…が、PTAのこととなると
そういう先生たちですら
及び腰になってしまうんですね。

が、
プライバシーうんぬんの問題で
連絡網すら作らなくなってきた昨今、

PTA役員を断るために事由書を提出させて
児童の家庭の繊細なプライバシー事案を
素人の保護者十数名で共有する、
などという

そんなルールに対しては

PTAのオブザーバーである校長先生が
まず反対しなければいけないはず

と、

その部分に関して
校長先生にかみついたのです。

「自分の学校の児童のプライバシーに関して
もっと校長として責任を持つべきだし、

一般の保護者の人たちは一生懸命なだけで
何にも知らない素人なんやから、

そこは校長先生がちゃんとアドバイスしないと
いけなかったんじゃない?!」

そう言って
かなり校長先生に詰め寄りました。
我が家の不登校娘に
良くしてもらっているからと言って、
それとこれとは別問題です。

PTAの原則を知らない教頭先生に関しても、
「原則をきちんと知りもしないで
選挙管理委員の前で
安易に言葉を発するべきじゃない!」

もちろんそうとうブチ切れました。

だって、教頭先生は常に
選挙管理委員の話し合いに参加していた
先生たちの代表であり、

いずれは校長にもなって
PTAのオブザーバーを
務めなければいけない人なんですから。

PTAに関して
大がかりな改革をするつもりは
さらさらなかったけれど

(ADHDと不登校の子どもを二人抱える
我が家には
もともとそんな余裕なんてなかったし、
しかもこの当時のNAMIEは
入退院を繰り返していて
ずっと微熱が続いているような状態でした)

でも、常に我が子たちに正直でありたい、と
そこだけはどうにか貫いてきた
自分の子育ての中で

慣例だからと言って、
いわゆる”非合法”なPTA役員選出のやり方に
選挙管理委員の立場で加担するということは
どうしても我慢ができませんでした。

本来 子どものために存在するPTA、
それが
それぞれの家庭の保護者を追い詰めるような
そんな団体であっては絶対にダメだからです。

みんなそれぞれに
いろんな事情を抱えていたり、
他人には知られたくない悩みだってある。

(それにそもそも、PTAは
「えー?役員なんてめんどくさーい!
 やりたくなーい!」
というだけで断るのだって、

実際にはなんら問題はないはずの
ボランティア団体なんだぞ!!!

PTAってそういうもの!
みんなちゃんと理解しよう!

PTAを存続したければ
行事ごとの
役員さんの無駄な出席等々もやめて
もっと役割を
うんと軽くすればいいと思うし

(自分の子どもの入学式に
どこかの知らないおじさんが
PTA会長祝辞…とかいって
しゃべってもらうのも、

NAMIEは特に必要ない

PTA役員うんぬんの負担が
これほど日本中で騒がれて、
いくつも裁判沙汰にまで発展している以上

それこそPTAじゃなくたって
できるときにできる人が参加する
自由参加の保護者会でじゅうぶんじゃね?!
とNAMIEは思っていて

いわゆる”被害者同士”が責め合ったり、
つるし上げのようなことが起きたりする、
今のPTAの多くの現状には
本当に疑問しかない。

(もちろんそうでないPTAも
なかには存在しているらしいし
そういうPTAなら
わたしはむしろ大歓迎だ!

当時は
市の教育委員会にも
県の教育委員会にも
この現状を伝えて、

「もっと管理職を教育しろ!」
「児童のプライバシーに関する問題に
 もっと真剣に取り組め!」

めっちゃ怒ったし

県の教育委員会からは、
当時の我が子の小学校の状態について
そこまでの事態になっているのは
 ちょっとまずいですね…。
 
そういう事態が起きていないか、
 校長会のほうでも一度この事案を
 共有してみます」
とのことで

正直
教育委員会ももっと実態を把握しろ!

怒り心頭でした。

特に、市の教育委員会などは
「PTAのことには
 我々はあまり関与していないので…」と
とにかく取り合わなかったから。

ちなみに、今回
ラジオ収録でこの問題を収録した直後に
久しぶりにPTAについて調べてみたら、

最初に上がってきたのが
神奈川県の
PTAについてのハンドブック。

けっこうちゃんと書かれていて、
そのなかにはきちんと

「PTAは任意団体であり、加入については、保護者の自由意志であること」を十分にご説明した上で加入をお願いするなど、丁寧に対応しましょう。

神奈川県「PTA活動のためのハンドブック」より引用

という記載があった。

神奈川県 PTAのためのハンドブック
↓↓↓
https://www.pref.kanagawa.jp/documents/16411/1.pdf

一方で、
NAMIEが住んでいる
三重県のPTA連合会のホームページには、
残念ながら
PTAが任意団体ということは
一切明示されておらず、

三重県PTA連合会ホームページ
↓↓↓


思わず電話して

「神奈川県PTA連合会のハンドブックには
きちんと任意団体ということが
明記されていますが

なぜ三重県のPTA連合会のほうには
どこにも書かれてないんでしょう?
」と
そのあたりの意図を確認してみた。

事務局長さんは大変丁寧な方で、
「任意であるということは
各PTAの役員さんたちに
きちんとお伝えいただくように
お願いしています」とのことだったけど

「それだと
 自分とよっぽど親しい人が役員さんでなければ
 わざわざそんな話を聞く機会がないですよね。

 PTAが任意団体である、というのは原則ですから
 こういうホームページにきちんと明示するのは
 非常に大切なことだと思いますけど

と意見した。

「そういったご意見があったということを
 またこちらのほうでも話し合ってみます」
という返答だったけれど

実際にこういう部分で
上に立っている人が実際に動くのかといえば
それはなかなか難しいように思う。
これまでの長年の
モンスターペアレント経験からすると。

(多くの場合
「話し合ってみます」というのは
「一応伝えてはみるけど
 対応するかどうかはまた別の問題ね」
と同等の意味合いで、

事態は変わらないし
変わろうという意思も
見られない場合が多い

三重県PTA連合会の人たちも!

全国のPTA連合会の人たちも!

PTAを本気で存続したいなら、
ブラックPTAの実態をきちんと把握して
ちゃんとした原理原則を打ち出すべきだし!

教育委員会も
「口出しできない」とか言って逃げてないで

児童のプライバシーに関して
もっと慎重になるように、
管理職含め教員を
もっとちゃんと教育するべき!!!
(一般の保護者の人たちは
そんなことを学ぶ場所も知る機会も
なかなかないんです!)

あんたたちが逃げてるおかげで
保護者同士(=被害者同士)が
大きな負担とプレッシャーを抱えて
大変な思いをしてるんだぞーーーーー!!!

そんなことで
子どもがちゃんと守られるのか!!!




★ラジオ番組


 ゆめのたね放送局 東日本第1ch
 毎週日曜 朝8時~放送
 「カオスの女王」

 放送はこちらから↓↓↓


★著書

「3人のADHD
 ~奇跡を起こす少年と不登校の癒しの少女
 &モンスターペアレントの物語」


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