【映画感想】ドラえもん のび太の新恐竜【※ネタバレあり】

こんばんは!

今日は公開初日ということで映画「ドラえもん のび太の新恐竜」を観てきました。ちょっと不安だったけど、平日昼間、人がなるべく少ない時間を午後休取って行ってきました。

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さて、ここからは映画本編のネタバレを含みます。まだ観てない方は回れ右。

ちなみに何の考察もなく、ただ単にエモい想いをぶちまけたいだけの感想です。


【あらすじ】

恐竜博物館にやって来たのび太達。毎度のことながらのび太が見栄を張ってジャイアン達に本物の恐竜を見つけると豪語します。そんな中卵の化石のようなものを拾い、ドラえもんのタイムふろしきを使って時間を巻き戻すとなんと恐竜の卵!!(のび太って宝島しかり、めちゃくちゃ豪運だよねw)生まれたのは双子の新恐竜ミューとキュー。

親身になって世話をするのび太だが、大きくなる2匹はもう現代で暮らしていけないと悟り、白亜紀の仲間のもとに帰してあげることに。

とまぁ簡単なあらすじはこんな感じです。流れは「のび太の恐竜」とほぼ同じですね。決定的に違うのは「成長」を軸に置いてあることだと思います。キューはミューと違って上手く飛ぶことができません。構成として上手いのはドラえもんがのび太とキューを「似た者同士」と言っているように、のび太と重ねているところですね。

逆上がりが出来ないのび太はキューに「僕も頑張るから」と約束します。そしてラスト見事にキューは飛ぶことができ大活躍します。と、ここまで来ると最後のシーンはのび太が逆上がりを成功させて終わるんだろうなぁと予想できました。

予想通りだったけどめっちゃ泣けたよね!!おじさんこういうの大好きよ!!!


【ひみつ道具】

ひみつ道具の使い方に旧ドラえもんらしさを感じました。旧作って序盤に出てきた道具が終盤のキーアイテムになって、伏線回収がめちゃくちゃ上手いんですよね。今回もそうでした。

「飼育用ジオラマセット」、ジュラ紀に落としたのを観て終盤に化石化してるのを現代で発見かな?とか考えてたらそんな簡単な発想じゃなかった。なるほど、予告で隕石が落ちてるのにどうやって物語を纏めるんだろうと不思議に思ってたけど、そう来ましたか。

「空間移動クレヨン」もちょっとした移動だと思ったら、最後に大活躍。やっぱりドラえもんといえばひみつ道具ですね。安定の空気砲もあったし(笑)


【のびしず】

のびしずが尊くて辛い。

細かいところだと恐竜博物館でのび太が化石展示(?)見てるのを気になって呼びかけるのもしずかちゃんなんですよ。

あと体育でのび太が逆上がりできなくて、皆が笑ってる中でのび太を応援してるのはしずかちゃんのみ。(優しい

白亜紀で流されたのび太を見つけて駆けつけて抱きしめるしずかちゃん。(宝島での伏線回収できて良かったね!(?)

そして極めつけはのび太が河原で落ち込んでる時の台詞ですよ。

「のび太さんは痛みや悲しみが分かる。それに寄り添ってあげることができる。私はのび太さんのそういうところが好き。」(うろ覚えだけど多分合ってる)

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もうこれ告白じゃんよぉ。。

※余談だけどこの時川に入るために裸足になるしずかちゃんが妙に色っぽい(ぇ

もうこのシーンは予告にもあったのでワクワクしてました。想像以上にエモかったです。ていうか眼鏡外して目が3になってないのび太、意外と美形よな…。


【木村拓哉】

ABEMAの特集にて。

関智一さん「(キムタクは)格好良い人って元から声も格好良いんだよね」

いや、もうホント仰る通りめっちゃイケヴォでした。

観る前は「声も何もキムタク色だろうなぁ」と思ってたけど、めっちゃ合ってました。キムタクレベルだと役がキムタクに合わせるんだね!!!

ていうか恐竜博物館の研究員さんの子孫よね。(エンドロール確認し忘れた


【Mr.Children】

何やらTwitterのTLで曲の扱いが過去最高に素晴らしいと聞いていたんですが、まさに最高でした。

「Birthday」は冒険シーンで入るんだろうなぁと予想してたんですが、最初の冒険シーンで流れなかったのでおや?と思ってたら、その後に流れました。

完全に油断していました。

タイミング最高でした。。

となると「君と重ねたモノローグ」はエンドロールかな?とか思っていたら、ミューとキューのお別れシーンでまたしても不意を突かれました。

だって、まさか次のシーンがお別れで、しかも切り替わった瞬間に間髪入れず流れるなんて予想できへんやん。。本編観て改めて歌詞見ると桜井さんがしっかり作品のあらすじを考えて創られたことが分かりますよね。さすが神です。本当に素晴らしいですわ。。

エンディングのタイミングも最高でしたね。先ほど述べた通り、最後はのび太が逆上がりして終わると思ってましたけど、キューとの約束を果たして夏の青空、2匹の鳥が飛んでいるところからイントロ。もう完璧でした。

そういえばTVアニメのエンディング映像が「Birthday」の歌詞版になった時、キャラが歌詞を口パクしてると確認しましたが、ジャングルジムに「何度だって」って書いてるところとか、最後の皆で写ってる写真のシーンとか、本編観た後だと「思いっきり新規じゃねぇか!!!」ってなりましたね。

ドラえもんスタッフ大好きだ!!!


【最も感動したシーン】

恐らく同じ人が多いんじゃないでしょうか。

そう、ピー助です。

当初の予告に水中でピー助らしい群れの姿があったので、もしかしたらと思っていましたが、実際に来ると涙腺が爆発しました。

しかもですよ。単純にはい、登場!という訳じゃないんですよ。のび太がキューと海に落ちた時に一瞬暗転して「ピューイ!」

この演出考えたスタッフ誰だ出てこい。あなたが神か!!!

「のび太の恐竜」を観てたら、この鳴き声だけで分かるんですよね。しかもそっから小さい頃のピー助のモノローグもあるんですよね。ちくしょう、分かってても泣いちゃう、悔しい。。(もっとやれ

あとさ、エンディングに入って「Birthday」聴き入ろうとしたらさ、エンドロールで…

ピー助  神木隆之介(特別出演)

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いや、まぁ正確には泣いているところをさらに畳みかけるようにトドメ刺しにしてるんですけどねっ☆


【最後に】

ドラえもんを映画館で観るのはそれこそ小学生以来じゃないかと思います。観てて全体的に感じたのは、子供はもちろん大人にも楽しめる作品になっているということ。子供はのび太とキューの姿を見て「成長」とは何かや、大人も忘れかけていた大事なものを思い出す、そんな作品だと思います。

子供達も楽しそうにしてました。もしかすると映画館で子供の声が聴こえるのは嫌な人もいるかもしれませんが、僕は子供が楽しそうにしてる分にはむしろそれで良いと思っています。(もちろん、限度はあってそこは親がちゃんとするべきですが

老若男女、世代を超えて愛されるドラえもんの素晴らしさを改めて実感しました。Blue-rayの発売が待ち遠しいですが、その前に行けるだけ何度も繰り返し映画館に足を運ぼうと思います。

ここまで読んで頂きありがとうございました。今は中々出来ないですが、いつか同じく楽しんだ人と語り合いたいですね。

ぜひ、あなたの感想コメントもお待ちしております。

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