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映画館は父との思い出。半年間映画鑑賞感想集

亡き父は子供に媚びることが苦手な人でした。
映画が趣味の一つだった父。
よく映画館に連れて行ってくれました。
しかし作品は父自身が見たいもの。子供が理解できるかどうかは問題ではありません。
ただそのお陰で店主映画&映画館が大好きになりました。

そんな店主、昨年後半から最近までに観た映画の感想を挙げていきたいと思います。(各画像は店主が現場ポスターを撮影したものです。画質が悪く申し訳ありません。)

★アンテベラム

黒人差別を土台にしたサスペンスホラーです。
衝撃の展開ですが、本当にありそうなところが更に恐ろしいです。
この作品2021年一番衝撃作だったです。

日本でも将来似たような事件が起こる可能性を感じました⇓

★プロミシング・ヤング・ウーマン

ポスターが可愛いくて鑑賞しました。
ところが内容は壮絶で心が荒れました。
自分の都合で女性関係を解釈する男への復讐劇です。ネタバレになりますが、クラブやバーで泥酔し男にお持ち帰りされた女子に「こんな場所で酔っ払う方が悪い」とばかりに強姦する男達に制裁をくらわす女性の話。

踊る事が大好きで、こういう場面をよく目にしていた店主。
「クラブ内のあの場面、とめた方が良かったのか?恋愛の一例だったのか?」自問しました。

ショックドゥフューチャー

新しいジャンルのDJを目指す女の子のストーリーです。個人的には1970年代の話というのとフランスの物語というのに驚きました。
1970年代というとR&B全盛だったです。そんな中でっかいシンセサイザーと格闘する女性の姿にびっくり!またフランスというとクラブ文化後進な印象の国が舞台なのも(cafe・Barで語るイメージです。踊ったりは苦手な感じの国民性)面白かったです。

★ラストナイト・イン・ソーホー

ポスターに惹かれて観ました。
ところが、これも女性蔑視問題を取り上げた内容。有名ミュージシャンを目指した女性が枕営業を強要され壊れていくお話。
ストーリーは悲しくなりますが、1960年代ファッションを身にまとったアニヤ・テイラー=ジョイが素敵です。

★華のスミカ

横浜中華街内、台湾系と大陸系紛争の話です。
店主も以前から知りたかった内容。
別でnotoに記したほどです⇓

★グランド・ジャーニー

店主が会員の『北九州映画サークル協議会』の月1上映会です。


昨年8月キッチンカー開業したばかりで上映会参加時間を作れなかった店主、久しぶりに鑑賞できました。
渡り鳥を自ら導く少年の話です。
上記のように昨年後半、自分で選ぶ作品が辛い内容の映画ばかりなったので、とても救われた気持ちになれました。

★ハウス・オブ・グッチ


華麗なハイブランドのストーリーを思いきや、家庭内ゴタゴタの争いストーリーでした。なおかつ店主も強烈な記憶にある、本当の家庭内殺人事件が描かれていました。大御所俳優登場で楽しめたのですが、とにかく重い物語にどっと疲れました。

★キングスマン:ファースト・エージェント

昨年後半から辛い内容の作品ばかり選んでいた為、痛快ストーリーを観たくなりました。ところが今までのキングスマンシリーズとは違い、戦争映画的内容でした。ロシアのウクライナ侵攻問題が起こっている最中でなかったらもっと楽しめたと思います。

★アリ地獄天国

店主会員の『北九州映画サークル協議会』月1上映会です。
ブラック企業と戦う青年の話です。個人企業主である店主とても考えさせられた内容でした。

ウエスト・サイド・ストーリー

ずっと暗い映画ばかりが続いているなぁ…。ラブストーリーを!と救いを求め鑑賞しました。
ところがこの作品も、愚かな争いの為に起こる悲劇の話でした。
戦争の悲惨の動画ばかり流れる今ではなかったらもう少し楽しめたのかも…。
最後の「父へ」というテロップには救われました。

映画は時代を如実に映し出します。意図して問題作を選んで鑑賞したつもりはなかったのですが昨年後半から差別・闘争の作品ばかりでした。
今は明るくて笑える作品を観たい気分です。

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