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東欧医学部卒が専門医になるまで

昨年専門医試験を受けまして、年明けに無事合格したことが判明しました。

よかったー。


はてさて。

専門医試験に受かって改めて思ったのは、『これで自分の経歴コンプレックスから解放される』でしょうか。

この10年、書類手続きの卒業大学の記載を求められる度に、この経歴が自分のキャリアに何か影響するのだろうか、そんな不安に苛まれていました。

結果としては、厚生労働省の書類提出も、国家試験も、就職も、大学院入学も、専門医試験も、ブルガリアの医学部だったからという理由で、減点されたり、不合格にされたと感じることはありませんでした。

日本語能力診療試験も、国家試験も、大学院入試も、専門医試験も、周りの人と同じことを勉強して同じ知識を持っていたからこそ、合格できたんだろうなと思います。

むしろ、高校卒業から大学入学、卒業してから就職して、その後の働いてキャリア形成していく中で、躓くことなくとんとん拍子でここまでこれた事が奇跡と思うくらい、恵まれた環境にいるのではないかと思います。

今でも東欧医学部留学を人に勧めるかという点に関しては、答えはノーだけれど、もし、本当に医師になりたくて東欧医学部留学を決意された方がこの記事を読んだ時に、こういう風にキャリア形成している人もいるのだなと、モチベーション上げの一端になれたらいいなと思います。

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