【たわごと#115】お笑いの賞レースの採点方式を見直して欲しい
あまり見る気はなかったけど、特に見る番組もなかったのでR-1ぐらんぷりを見た。後半一時間だけ見ただけだけど、思ったより面白かった。お笑いの賞レースの時は、だいたいいつもネタを見ながらTwitterを見ている。自分が面白いと思ったものでもつまらないという人がいるし、自分がつまらないと思ったものでも大爆笑したという人がいたりして面白い。本当に笑いは好みが分かれるもんだね。
そんなわけでお笑いの賞レースを見る度に、果たしてお笑いに順位を付けることに意味があるのかなという気分になる。とにかくその時、その場で一番ウケた人に賞金を上げるというコンセプトは面白いと思うんだけど、芸人人生かけて望まれるとそれはそれで笑えないなと思ってしまう。その点では今回のR-1ぐらんぷりは和気あいあいとやっていて良かった。
とは言っても結構な賞金である賞レースを行うわけだから、もうちょっと審査基準が欲しいなと思う。例えば変顔したり馬鹿みたいな動きして爆笑をとるのもお笑いだし、あるある話し続けて、ふーんと思いながら見るのもお笑いだ。笑いが無いお笑いというのもある。お笑いは結構奥が深い。それを単純に審査員の好みで選ぶのは雑すぎるような気がする。ベテラン芸能人が審査するよりも、会場に何百人か集めて年齢層、性別を公表した上で審査してもらうのはダメなのだろうか。個人的には昔NHKでやってたお笑いオンエアバトルの方式がいちばん納得いくんだけどな。ある程度、みんなが納得できる採点方式にして欲しいなといつも思う。
それにしても今回は新型コロナウイルスの影響で無観客でお笑いをやるという無謀な英断をした大会になったけど、正直ここまで上手く進むとは思わなかった。これも芸人さんの腕なのかな。本当にすごいと思う。優勝した方も出来なかった方も、今後も頑張って欲しい。ちなみに私は今回、ヒューマン中村とワタリ119が面白かった。世の中がちょっとピリついてる今だからこそお笑い芸人には頑張ってもらいたいな。
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