【たわごと#83】今、KOKOONが面白い！

昨年ぐらいからお笑いがまた盛り上がってきた。人気芸人がベテランになり、マンネリ化しているところに元気な若手が沢山出てきた。2年前のM-1グランプリ王者の霜降り明星を筆頭に、四千頭身、EXIT、宮下草薙、ハナコなどお笑い第7世代を中心に、昨年末のM-1グランプリで活躍したミルクボーイ、ぺこぱなどもテレビで活躍している。彼らの生み出す新しい笑いは、新鮮で見ていて楽しい。

最近どハマりしたのがKOKOON（コクーン）である。日本人1人と韓国人４人のお笑いアイドルグループで、ボケ担当の子（キム・テギル）が良いキャラしてて、何を言っても面白い。方言の面白さと似た、韓国人が日本語を喋る時の訛りも面白い。とりあえず一度見てほしい。

それにしても、この日韓関係が最悪な時によく日本でやろうと思ったもんだ。テレビで韓国人が出るだけで眉をひそめるような人もいるだろうに。最初に出てきたとき、私もわずかながら抵抗があったのだが、すぐにそんな思いはどこか行ってしまった。アイドル活動もちゃんとやっているようで、YouTubeで歌を見てみたんだけど、このボケの子が意外とうまい。

ただ面白いんだけど、まだまだ未完成だと思っている。他のメンバーがキャラ立ちしてないし、ネタも一発狙った感じでまだまだこれからだと思う。他の外タレみたいに一発屋で消えていくのは惜しい。彼らは吉本興業とユンソグループによるユニットなので、自分達でネタを考えずに事務所のバックアップで大きく成長した方がいいのではないか。組織の力だろうが面白ければ何でもいい。久しぶりに可能性を感じるユニットなので、大きく成長することを楽しみに見守っていきたい。

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