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【映画の感想#1】ターミネーター:ニューフェイトは映画館で見るべき

『ターミネーター:ニューフェイト』

久しぶりに洋画を見た。ターミネーター2(T2)の後の世界を描いた本作だが、そもそもターミネーター3(T3)ってあったような気がしていた。調べてみたらT3どころかT4もあるし、他のやつもあるみたいでびっくりした。色々と大人の事情があったみたいで色々な世界線を繰り返した末、今回シリーズの生みの親であるジェームス・キャメロンが制作に入り、リンダ・ハミルトンがサラ・コナー役で出たりして、過去いろいろあったけど一度リセットしてT2の正当な続編と位置付けたそうだ。

T2は中学生の頃にビデオで見た。当時すごい人気でレンタルビデオも空きがない状態で、友達が借りたビデオを借りて見た記憶がある。アクションはとにかく派手で爆発しまくって迫力ある。シナリオは単純明快で、伏線と回収、強い敵と友情パワー。本当に何の変化もないド直球なんだけども、威力がハンパない。豪快なストレートを叩き込んでくる。とにかくハリウッド映画は凄いなと圧倒されたのをよく覚えている。

この頃のハリウッドスターは凄かった。今みたいに日本に番宣に来るとか、CMに出たりするなんてことはほとんど無く、たまにそういうことがあるとギャラはどれくらいなんだとか、ちょっと盛り上がった。アーノルド・シュワルツェネッガー(シュワちゃん)もそんなスーパースターの一人だ。ターミネーターはシュワちゃんの為の映画だと言っても過言ではない。

そんな思い入れがたっぷり詰まったターミネーターにそれなりの期待をして劇場へ足を運んだ。事前に海外では評判が良くないという話を耳にしてちょっと躊躇したけど、CMに期待をかけて見に行った。

すごく面白かった。もうハラハラしっぱなしで、気が付いたら終わっていた、というぐらい夢中で見た。序盤、ちょっと自分の見たいターミネーターではなくなるのかなと不安になったが、全くそんな事はなく、見事にあの時見たターミネーターの続編を見せてくれた。シュワちゃんもリンダも歳をとったけど、激しいアクションもこなす。特にリンダはカッコよすぎて痺れた。エンドロールでもシュワちゃんを差し置いてトップを飾る。リンダだけでなく、女性陣のカッコよさが光る作品だったと思う。

ただ私のようにT2やシュワちゃんに思い入れのない若い人などは、年寄りが昔を懐かしむ懐メロ映画じゃないか、と思われるかもしれない。でも私はそれでもいいと思っている。だってすごく面白かったから。私が最高だと思ったのだからそれでいい。ターミネーターなんて知らないよ、っていう人も、ぜひターミネーター、ターミネーター2を見て、映画館に行って欲しい。絶対楽しめるはずだ。

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#映画 #感想 #ターミネーター #ニューフェイト

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