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【2月23日】富士山の日って知ってますか🗻

こんにちは。鈴木教平です。

今日は一般的には、天皇誕生日かと思いますが、静岡県民の僕にとっては富士山の日なんです😂笑

2013年に、日本政府が富士山を世界文化遺産に登録することを記念して、富士山の日が制定されました。この日は、静岡県や山梨県で富士山にまつわるイベントやキャンペーンが行われています。

部屋の窓を開ければ、目の前には富士山がある環境で育ったので、小さい頃はそのありがたみを感じませんでしたが、大人になった今はその偉大さや尊厳を感じるようになりました。

富士山の日にはどんなイベントが開催されているのか

1、打ち上げ花火

2月23日の富士山の日の夜、河口湖では冬の澄んだ夜空を色鮮やかな花火が打ち上がります。山に囲まれているので、その音の反響がものすごく、都内で見る花火より迫力があります。

打ち上げ時間は20:00~20:20の20分間、メイン会場の大池公園のほか3か所から打ち上がります。

2、富士山空港で飛行機見学

航空会社出身の僕からしたらとても興味があるイベントです。
FDA機・自衛隊機・FBJ機の展示見学会が開かれていて、なかなか普段は見れない景色や場所を見ることができます。

3、富士山こどもの国 入場料無料

富士山の日にちなんで、ご当地キャラも集結します。大人になってあまりご当地キャラに興味はありませんが、こどもの国は雄大でそこから見る富士山がめちゃくちゃ大きいのでオススメです。

富士山が世界遺産に登録された理由

2013年6月にカンボジアで開催された第37回ユネスコ世界遺産委員会において、富士山が世界文化遺産へ登録されました。

標高3,776mの日本一の高さを誇る富士山は、その壮大さと、頻繁に繰り返された荒々しい噴火によって、古来より人々の畏敬を集め、「信仰の対象」となってきました。

その円すい形をした美しい姿は、多くの芸術家にインスピレーションを与え、数多くの「芸術の源泉」となり、人と自然が信仰と芸術を通して共生する姿が富士山の大きな特徴であり、これらが世界遺産としての顕著な普遍的価値と認めらました。

富士山が環境汚染に晒されている現状

世界遺産に登録されたことも拍車がかかり、国内外から多くの登山客が訪れますが、それが環境汚染を引き起こしています。

富士山に捨てられるゴミには、たばこの吸い殻、ペットボトル、乾電池、空き缶などもあれば、建設廃材、自動車、冷蔵庫、パソコンなどの大型廃棄物など、

それらは長い時間をかけて雨によって流出し、土壌や水を汚染しています。
日本を代表する名水と言われていた富士を水源とする忍野八海の水も、今は飲むことが推奨されていません。(諸説あり)

また、捨てられたプラスチック類やガラス片などは自然の中で分解することができないため、富士山に生息しているリス、タヌキ、キツネ、ツキノワグマなどの多様な野生動物の命を脅かす存在として危惧されています。

富士山の自然を守るための対策

そんな富士山ですが、きっちりとみんなで環境を守っていく必要があります。色んな対策が取られているので、興味がある方はぜひ一緒に取り組んでいきましょう。

市民ボランティアによる清掃活動

富士山の環境保護を目的として1998年に立ち上げられたNPO法人「富士山クラブ」は、6000人以上の市民ボランティアと共に、毎年60回を超える大規模な清掃活動を行っています。

この活動には地元企業や学校、その他の様々な団体、そして子供から高齢者の方まで幅広く参加しており、毎年数十トンにのぼるゴミを回収しています。

登山客に入山税を徴収

5合目より先に立ち入る登山者を対象に、一定の条件を課したうえで「法定外目的税」として入山料を徴収します。集めた税金は、環境保全や登山者の安全対策、世界遺産としての「普遍的価値」の情報発信に使われます。

まとめ

今日が富士山の日だということを知っている人も静岡県民と山梨県民以外にはあまり認知されていないかと思います。

美しい富士山を守るために今の富士山の現状をしっかりと把握し、孫の世代までも良い環境が残し続けられるように、僕自身も自然環境にアンテナを張って過ごします。




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