たかがレジ袋、されどレジ袋

ここ最近はITの分野を中心に変化が早くなってきています。
そんな中、小売業界も色々変化がありました。

・セルフレジの導入
・キャッシュレス決済の導入
・IC付きクレジットカードの導入義務化

などです。
そんな中、私が入社した時には考えられなかった事が

レジ袋の有料化

です。
昔は、どこでも買い物をすれば袋に入れたもので各お店のロゴなりが入った袋を持っていたものです。

しかしここに来て有料化の流れです。2020年7月から施行され
政府としては、ゴミや二酸化炭素の問題に対応したいという事ですが、それに応じて小売り各社も対応を迫られています。

そんな中ある小売店ではこんなポスターが掲示されていたりします。

地球環境を守る為にレジ袋の有料化にご協力ください

小売り従事者の私は笑っちゃいましたよ。
まず、レジ袋が１枚何円するかご存知ですか？
そして、1年でレジ袋がどれだけ消費されているかご存知ですか？

私のお店では、サイズなどにもよりますが、１枚平均約2.5円
そして１年での配布枚数は10万枚を軽く超えます。

という事は年間で20〜30万円は経費が節約できるわけです！
それがそのまま営業利益になるわけですからウハウハですよね。

それを「地球環境を守る為にご協力ください」なんてめちゃくちゃいいこと言ってますみたいな雰囲気が面白くて仕方ないです。

もちろん環境の為に必要な事だと思いますし、今後は必然の流れなのは間違いないんですが、政府やNPO法人などが出しているポスターなら納得なんですが、小売りの会社から出ているポスターですから。

レジ袋の有料化の例外！？

ここに来てレジ袋の有料化に例外という事でお客様への対応を想像すると今から気が滅入ってしまいます。

レジ袋有料化「例外」に波紋

環境に優しいレジ袋は有料化の対象にしないという事でしたが、お客様も理解できないし、従業員全員が理解するのも時間かかるしクレームの元になるのでやめていただきたい。（汗）

なぜもっとシンプルで誰でもわかりやすいルールにしないのか（困惑）

とはいえ消費者も私達も決まればそれに従うしかないので、しっかり対応していきます。