祝言島読んだ

わたしの本の読み方

・先入観を捨てて読む
・ストーリーの核に触れていると判断したあらすじは読まない
・極力先読みしすぎない、
・目の前の話の流れに集中する
・イッキ読みしない

とにかく予備知識ほぼ無し状態で読むタイプ

すごくざっくりしたあらすじ

未解決事件に関わっている人たちの話！
後味悪い！人が死ぬ！浮気！セックス！イヤミス！
※こわいけどおばけはでません

祝言島 | 書籍 | 小学館

↑ちゃんとしたあらすじはこちらから

感想

タイトルが島の名前だし、島の話はキーになるぞ！
って思ったから、
島について解説があるページや
それに関係していると読み取れるキャラクターの話のページに
ちゃんと付箋を貼って、
スッキリ理解できるようにしたのに、
ぜんぜん意味を成さなかった！もう！

登場人物紹介ページを反復しながら読むのが
ふつうに正解っぽいなー。

この作品、個人的には騙された感もあり、
若干の疑問が残るモヤモヤすら心地よくて楽しめました。
「再読はないかも」や「何でも有りじゃん」という声も
少なくはないけど、
再読した結果、しっかり伏線がはられていることに
気づけて2度楽しかった。
ストーリー上何でも有りにできるかもしれないけど、
ちゃんと計画された終わり方だと思ってる。

ネタバレ有り感想

メイも珠里もルビィもリリィもアキヨシも、
この主要人物らは
“自分はどうとも思ってないだろうけど傍から見たらやべー人たち”
だった。（フジコシリーズもそうだけどね）

この中だとアキヨシが一番問題アリな人物なんだろうけど
兄であろうヨシシゲの立ち位置が未だ「？？」になってる。

ーーー

再読したとはいえはっきり理解できてないのが
恥ずかしいんだけど、
主要人物らの相関図はこれでいいのか？
ラストに飯野が言ってたヨシアキについての種明かしと
後日談の話を読んだ上ではあるけど、
あんまり自信はないでず…。

緑の丸‥‥同一人物、のはず。わからん。

でもこうやってちゃんとまとめると
登場人物に数字が割り振られてて面白いなー。
スタイリストのサラ・ノナの“ノナ”が
数字の9を表すのも鳥肌たっちゃった！

ていうかメイちゃんの頭ゴーンッてやったのはアキラのフリをしたヨシシゲ？

いや、そもそも、アキラとヨシシゲについてや
二人の関係性が
あまり理解できてないから、
正直めちゃくちゃ掘り下げてほしい。
まずそこから教えてほしい。

ーーー


ところで祝言島は、

”素行の悪いヤツらを集めて更生させる場所になり、
そこに送られたヨシアキは自分の罪を自覚し、
子孫を根絶やしにしたかった。
そして当時の祝言島教護院と
ベドラムクリエイティブ・シノノメ美容外科の行っていることは
イコールである”

…で合ってるのかな？？
わー自信ない！

もう少しちゃんと読み込まなきゃな、
って思ったので、
間違ってるとことか
別の視点があったら追記しようと思います。
普通に難しいわ。

ーーー

余談だけど、リリィの性格について。
自慢できることが性しかない、ってところ。
この表現は唸るしかなかった。
同時にすごく腑に落ちた。
いるよね、こういう子ね、いる。