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Season2 Episode6の補足: Fairbreak Invitational 2022編(更新完了)

Season2 Episode6

※ちょいちょい更新かけていきます。(最終更新5月17日 22:00くらい)

フリートークのとこでストリーミングがなさそうと話してたのですが、ありました。
Cricket Hong Kong 香港板球のFacebookで見れます。直前でのアナウンスだったため、収録に間に合いませんでした。(本当です。)

以下、各試合の簡単なレビュー(主に宮地選手を中心に)と情報の集積、関連記事の順でまとめていきます。

Game3: Barmy Army vs Spirit

Shizuka Miyaji run out (Cardoso/Fatima Sana) 4runs 13balls SR:30.76

宮地選手イングランドのキャプテン、ヘザー・ナイト選手をランアウトにとってましたね。素晴らしい。

試合が決まりかけているシチュエーションで打順が回ってきて、ウィケットをキープする役割だったかもしれないが、もう少しアピールできた気もする。(辛口ですいません。)
ボーリングのチャンスをもらえなったのは残念の一言。

あとOT CRICKETのバットが眩しかった!!

試合は残念ながら、バーミー・アーミーの勝ちとなりました。バーミー・アーミーは苦しみながらもキャプテンのナイト選手、南アのウルヴァート選手を中心にミドルが頑張って125点と戦えるスコアを作る。対するスピリットはタイのチャンタム選手の21点をトップスコアの他は一桁台のスコアで75点までしかスコアを伸ばすことができなかった。

スコアカード:Barmy Army vs Spirit

Game6: Falcons v Spirit

Shizuka Miyaji 4/18(4.0 overs) Econ:4.5

宮地選手Player of the Match(最優秀選手)の活躍でした。
やばいスコアです。特筆すべきは試合の終盤(Death)で被バウンダリーが0とだったところでしょう。強打が全て外野守備の前に飛んでいました。また、フライとなったものを全て捕球できていました。これは宮地選手の制球力とキャプテンのクリケット理解度の高さからくる守備配置の結果かと思われます。

試合は、スピリットの先攻ではじまり、スロースタートだった。しかしウィケットをキープしながら、イングランドのダンクリー選手の51点を中心に143点という悪くないスコアを作った。対するファルコンズはスリランカのアタパトゥ選手の28球42点(SR:150)を筆頭にロケットスタートを切るが、コンスタントにウィケットを落とし続け、最後は宮地選手が4ウィケットの活躍で締めくくり、スピリットの今大会初勝利となった。

記事:JCA(日本語 / 英語

スコアカード:Falcons v Spirit

Game8: Spirit vs Sapphires

宮地選手の出場はありませんでした。疲労を考慮した休養なのか、出場していない選手へチャンスを与えるためなのかは、わかりません。

スピリットの先攻で始まった試合は、序盤に立て続けに3つウィケットを落とす展開でスタートする。しかしパキスタンのマルーフ選手、キャプテンでオーストラリアのケリー選手が立て直す。ケリー選手は43球73点(SR: 162.79)を叩きだす。最後に入ってきたイングランドのエクレストン選手が激しい追い込みをかけ、156点という上々なスコアでイニングを終える。
対するサファイアズの攻撃、こちらも序盤からウィケットを失う展開。香港のキャプテン、チャン選手とオーストラリアのアレン選手が立て直しを試みるも、点数は伸び悩んだ。結果として、101点でオールアウトになってしまう。最優秀選手には上位5人の打者のうち4人のアウトを含む5ウィケットを獲得した南アフリカのカーカ選手が選出された。

スコアカード:Spirit vs Sapphires

Game10: Warriors vs Spirit

残念ながら宮地選手の出場はありませんでした。

スピリットが67点差で勝利した。
トスに勝利したウォーリアーズは守備を選択し、スピリットの攻撃でスタート。
オープニングバッツマンのチャンタム選手が57球72点のバッティングでチームをリード。スピリットは終盤までウィケットを残しつつレート7付近をキープ。最後のペアがストライクレート200越えで点数を押し上げ、167点4ウィケットでイニングを終える。
ウォーリアーズの攻撃は4オーバー目に1つ目のウィケットを落とすと、10オーバーを迎える前に2つのランアウトを含む5ウィケット目までを落とす急展開。6番目、7番目のパートナーシップで立て直しも試みるも、点数は伸び悩み100点8ウィケットでイニングを終える。スピリットの投手陣はイングランドのエクレストン選手、南アフリカのカーカ選手が要所を締める2ウィケットずつ獲得する活躍だった。
この結果でスピリットはポイントで首位に浮上しました。

スコアカード:Warriors vs Spirit

Game12: Tornadoes vs Spirit

Shizuka Miyaji 2/3(2.0overs)Econ: 1.5 Maiden: 1

前回同様、イニング終盤に投球機会が回ってきた。
1つ目のウィケットはアウトサイドオフのボールをバッツマンがプルして、ディープファインレッグにライナーが飛び、タイのチャンタム選手が問題なく捕球。2つ目のウィケットはアウトサイドオフのボールにバッツマンがチャージ、空振りしたボールをキーパーのブライス選手がスタンプ。そのオーバーをメイデンで締めくくる。

宮地選手は今大会6オーバー投げて、4ウィケット21失点。
予選ラウンド終了時の投手成績のアベレージ部門とストライクレート部門で1位となっている。(なぜかリンクが上手く晴れませんでした。)上記を含む主な投手成績の指標についての説明は以下。

  • Wickets(ウィケット数):ウィケット数 …獲得したウィケットの数。数字が多ければ多いほど良い。

  • Average(アベレージ):ウィケット数/失点 …1つのウィケットを取るまでに平均何失点するか。数字が小さければ小さいほど良い。

  • Economy Rate(エコノミーレート):失点/オーバー数 …1オーバーあたりの平均失点数。数字が小さければ小さいほど良い。リミテッドではかなり重要視される。

  • Strike Rate(ストライクレート):ウィケット数/投球数 …1つのウィケットを取るまでに平均何球を要するか。数字が小さければ小さいほど良い。

試合はスピリットが75点差で勝利した。
トルネードスがトスに勝ち、守備を選択。スピリットの攻撃で試合開始。
序盤にウィケットを落とす展開だが、スコットランドのブライス選手が粘り強くバッティング、終盤までにウィケットをキープしたままレート6強で試合を進める。14オーバー目に入ってきたキャプテンのケリー選手が26球で53点(SR: 203.84)の活躍で点数を押し上げ、最終的に156点、4ウィケットでイニングを終える。
トルネードスは7オーバー目までに3ウィケットを失う最悪なスタート。南アフリカのルースが立て直しを試みるも、12オーバー目からシンガポールのディヴィヤ選手、イングランドのダンクリー選手とエクレストン選手、宮地選手の怒涛のウィケットラッシュで17オーバー目にオールアウトとなってしまう。スコアは81点だった。エレクトン選手が最優秀選手に選出された。4オーバー投げて、5ウィケット8失点と大活躍だった。
スピリットは首位をキープしセミファイナル進出が確定した。

記事:JCA(日本語 / 英語

スコアカード:Tornadoes vs Spirit

1st Semi Final - Falcons vs Spirit

宮地選手は出場するも投手としても打者として登場はなかった。

試合はファルコンズが25点差で勝利した。
トスはファルコンズが勝利し、バッティングを選択。
ファルコンズはオープニングのイングランドのワイアット選手、スリランカのアタパトゥ選手が素晴らしいスタートを切る。14.6オーバー目でアタパトゥ選手が63点でアウトになった時、スピリットは132点を失っていた。その後も残るウィアット選手を軸に172点までスコアを伸ばす。
スピリットのボーリング成績で一番良かったのは、キャプテンのケリー選手の2ウィケット30失点(Econ:7.5)、ランキング1位のエクレストン選手やカーカ選手で思ったより抑えられなかったのが誤算だったか。
バッティングはタイのチャンタム選手が42点、イングランドのダンクリー選手が45点と頑張るも、ミドルオーダーバッツマンが連続でアウトに取られてしまう。エクレストン選手が入ってきてハイペースで追い上げるも、届かず143点で試合終了となってしまう。
最優秀選手には48球で83点(Econ:172.91)の活躍をみせたワイアット選手が選出された。
勝利したファルコンズは、準決勝第2試合で勝利したトルネードスと決勝で相対することになる。(日本時間16日01:00)
残念ながら負けてしまったスピリットは、バーミーアーミーと3位の座をかけて戦うことになる。(日本時間15日21:00)

スコアカード:Semi Final - Falcons vs Spirit

3rd Place Play-off - Spirit vs Barmy Army

Shizuka Miyaji 0/12(1.0over) Econ:12

過去の試合では終盤に投げる機会が多かったが、今回は中盤に機会が回ってくる。しかしセットしている良い打者2人を相手にするのは少し苦しかったか。フルトスと外に外れた球をしっかりとバウンダリーに運ばれ、ライン付近にコントロールされた球は確実にシングルを取られてしまった。

試合は6ウイケット差でスピリットが勝利し、3位を掴みとった。
バーミー・アーミーがトスに勝利し、バッティングを選択して試合がスタートする。スピリットはパワープレイ終了時に1ウィケット、29失点と良いスタートを切るが、西インド諸島のドッティン選手、南アフリカのウルヴァート選手が79球で139点と猛烈な追い上げをみせる。ウルヴァート選手が51点、ドッティン選手111点と輝かしいスコア作り、バーミー・アーミーは6ウィケット182点でイニングを終える。
スピリットは今大会初めてイングランドのダンクリー選手と、タンザニアのキバス選手のペアでイニングをスタートする。キバス選手は残念ながらすぐにすぐにアウトしまう。しかし、スピリットの2番目のパートナシップのバーミー・アーミーのそれと引けを取らないものだった。ダンクリー選手とスコットランドのブライス選手は100球で154点を叩き、試合を降り出しに戻す。ブライス選手がアウトになった後もダンクリー選手とキャプテンのケリー選手で点数を伸ばし、7球を残して逆転した。
打者として、アウトにならずに123点、投手として2ウィケット35失点を記録したダンクリー選手が最優秀選手に選出された。

スコアカード:Spirit vs Barmy Army

「クリケット茶飲み話」では今後の更なる活躍を期待して、応援を続けていきたいと思います。

情報の集積

Official: Website / Twitter / Instagram / Facebook

Cricinfo: Fairbreak Invitational Tournament 2022

JCA記事:5月04日(日本語 / 英語
     5月17日(日本語 / 英語) 

宮地選手が所属しているスピリットの試合リスト
(動画のリンクにしておきます。)

トーナメントのスケジュール表

日本とドバイ(UAE)との時差は、5時間で、日本の方が、5時間進んでいる
ということで、開始時間が現地16:00の場合は、日本21:00となる。
現地20:00の場合は、日本25:00(翌日01:00)となる。

予選ラウンドのポイントテーブルへのリンク、画像は5月13日 9:30現在


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