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ZOOMとSlackで商品開発!現在試作中!和樂オリジナル土鍋開発レポート2

「出張がむずかしいなら、オールリモートで商品開発してみよう」思わぬ状況から生まれた、思わぬ商品開発の方法ですが、現在順調に進んでいます。

こんにちは。和樂webのディレクター、鳩です。

和樂の商品開発企画「究極のごはんプロジェクト」。おいしくごはんを食べるための道具のひとつとして、土鍋をつくろう。思い立って、今回コラボレーションをおねがいしたのは、信楽の陶芸家、篠原希さん。4月末にZOOMでお打ち合わせしてからだいたい2カ月が経ちます。

そのとき決まったのは...
■制作点数(オリジナル10点、既存6点販売)
■おおまかなスケジュール(5,6月試作、7月までに撮影、9月発売)
■商品の方向性(=縄文の文様が施された、魔法の土鍋)
など。

現在試作中の篠原さんから、写真が届きました!

今回はその一部をチラ見せ。

6月8日「いろいろ試してます。まだピタッとこないですが。(篠原さん)」

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何かでひっかいて描かれた文様。篠原さんに聞くと「工房横に生えていた笹」でつくった道具でひっかいたんだそう。

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こういった道具を使うアイデアは「火炎式土器」の再現を調べるなかでみつけたもの。ひっかいて描いた線と、粘土をつけてからなぞる方法、両方を取り入れています。そのかたちや流れはまるで縄文土器のよう。ぐるぐるの渦巻も入っています!

6月11日「悩みながらやってるのですが本体です。(篠原さん)」

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本体に、耳のようなかたちをした把手が付きました。縄文土器を調べてみると、縄文時代中期には、把手が発達した土器が生産されていたんだそう。把手にもいろんなかたちがあって、動物のかたちや顔面を模したものもありました。

6月13日「ようやく蓋がきまってきました。(篠原さん)」

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蓋がついたら一気に縄文感UP......! どこかで見たことのあるビジュアルだな〜と思い返すと......そう、縄文DOKI★DOKIクッカーのモデルになった「火焰型土器」。特徴的なギザギザや、鶏のトサカのような「鶏頭冠突起(けいとうかんとっき)」がインパクト大です!


といわけで、試作の様子はここまで!次はいよいよ焼成でしょうか。

続報をおたのしみに!

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