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胎児ドック受けてきた(初期・中期編)


こんにちは🌸
現在6ヶ月となりました。
我が家にとっては第二子の妊娠となります。
前回は行わなかったのですが、今回は胎児ドックを受けることにしました。その内容と受けることにした経緯などを書きたいと思います。

受けることにした理由

①第一子の時に産後異常が見つかった


第一子出産時に退院前の小児科検診で心雑音が見つかりました。総合病院での検査の結果、何事もなく、また現在に至るまで異常はありません。ただ、それを産院で聞いたときのショックと精神的な動揺は今でもちょっとトラウマです。
胎児ドックはすべての異常が分かるわけではありませんが、家族同席の下で何かあれば一緒に知ることができ、また出産までに心の準備をする時間があるのがとても良いと思いました。

②胎児治療のニュース

先日、東京の病院が胎児に対し心臓手術を行ったと言うニュースを見ました。事前に治療可能な異常が発見できれば、手術等ができる場合もあると知り、事前に胎児ドックを受けようと思いました。

③コロナ禍で妊婦健診の立ち会いができない


コロナ禍ということもあり、今回の病院ではすべての妊婦検診に家族の同伴ができません。せっかく貴重な妊娠期間なので、ぜひ家族にも一緒に赤ちゃんの様子を見て欲しいなと思いました。今回胎児ドックを受けたFMF胎児クリニック東京ベイ幕張では家族の参加も可能でした。

受けた検査の内容

胎児に対して行われる検査には様々なものがあります。有名なものはNIPTや羊水検査などがあります。これらは主に染色体数異常であるダウン症候群の診断を目的としたものです。我が家としてはこれらの異常を発見することをよりも、身体的な異常を発見することを目的として行われる胎児の超音波検査を受けることにしました。今回は、初期(12〜14週)、中期(19〜24週)、後期(30〜32週)と3回受けることのできるプランで申し込むことにしました。
費用は99,000円(税込)でした。

受けた検査内容はこちら


病院の選び方

事前に受けたい検査内容は決めていましたが、病院によって検査名やパッケージ内容が異なり、一つ一つ確認するのに手間がかかりました(胎児ドック、胎児スクリーニングなど)。
何かあった場合にはその後の治療等に繋げる必要もあり、そのあたりも含めて選ぶと良いかと思いました。
出産を取り扱う病院によっては、院内に特別の先生を招いて月に1回検査を行っている病院もあるようです。
できれば自分が出産する病院以外で受けたかったので、その他の病院の中でアクセスが良く、胎児専門クリニックであったFMF胎児クリニック東京ベイ幕張を選びました。
検査内容、病院探しにあたっては下記を参考にしました。
FMC東京クリニックの中村靖先生の
Twitter・ブログ

産婦人科医師の宋美玄先生Twitter


検査の様子


私が行った病院は完全予約制です。中に入ると個室に通されて検査時間まで待ちます。余程のことがないと他の人と顔を合わせることはないと思います。初期検査の際は時間通りでしたが、中期検査の際は1時間程度待ちました。
診察室に入ると落ち着いた内装の部屋にベッド、エコー機材、ベッドに横たわった状態でもよく見える大きなモニターが上のほうに設置されています。またベッドの隣には椅子とテーブルが用意されていて、一緒にいる家族も座って検査内容を聞くことができます。検査が始まると照明を落として薄暗くなり、リラックスして受けることができました。今回は夫と私の妹が一緒に行きました。
検査の流れは、エコーで赤ちゃんの体の隅々、各臓器の血流の様子や動き等を確認していきます。確認する臓器、その内容、確認できたことをその場で説明しながら進めてくれます。気になることもすぐ質問することができ、気軽に教えてもらえます。向きが良ければ顔の4Dエコーも見せてもらえます(すごく丁寧に処理していただき、実家の母も喜んでいました)。
初期中期ともに、その時期の間にしか確認できない内容もあるようで、それらについても説明してもらえます。確実ではありませんが、初期の胎児ドックの段階で性別が分かることも多いそうです。(我が家は初期の段階で性別が確定しませんでしたが男の子っぽいなぁと言われていて、結局中期検査で男の子であるとわかりました)
一通りの検査が終わるには30分から1時間程度かかります。赤ちゃんの向きによっては確認できない部分もあり、そのような場合は時間をおいて向きが変わるのを待ちました。
すべての検査が終了すると、改めて一通りの検査結果、複数の検査結果による染色体数異常の確率等も説明がありました。
検査結果は書類一式と4Dエコーの写真、エコー動画をUSBメモリをいただきました。中期以降は初回にいただいたUSBメモリを持っていくことでそのデータを入れてもらうことができるようです(我が家は中期忘れたので、後期にまとめてすべてのデータを入れてもらうことにしました)

受けた感想


受けるまでは不安が大きかったのですか、検査を受けて不安な部分について確認できてよかったです。今となっては受けてとても良かったと思っています。35歳を超えているから検査を受けるという人もいますが、今回の胎児ドックで確認できる内容は、妊婦の年齢に関係なく誰にでも発生しえるものです。もし仮にまた妊娠する機会があれば受けたいと思いました。
私が受けた病院では、診察してくださった先生と同席していた遺伝カウンセラーの方もとても和やかな雰囲気で検査を進めてくださり、質問等もとてもしやすかったです。
もちろん通常の妊婦検診でわかることもあるとは思いますが、心臓の異常等は初期スクリーニング検査で行った血液の流れの様子をみないとなかなか見つかる事はなく、ある程度心臓が大きくなってから異常として発見されることが多いそうです。顔や手足に関する部分も指の1本1本、目鼻口それぞれについて丁寧に説明があり、実際にエコーで確認できてよかったです。

家族も妊娠の過程を一緒に知ることができ、赤ちゃんが成長する様子をとても楽しそうに見ていました。ちなみに子供が同席することも可能なようですが、我が家では胎児にもし万が一何かあった場合にその後の対応等しっかり説明を聞きたかったので、今回は家族に預けることにしました。

出生前診断は命の選抜といわれることもあります。しかし、ありとあらゆる限りの検査をしたとしても生まれるまでわからない疾患や、出産時のトラブルにより発生する障害、産後に起きるトラブルもあります。今回は妊娠中に赤ちゃんの状態を確認すること、何かあれば治療を行うこと、ママパパも精神的に余裕を持って現段階でわかる疾患等に対応することを目的に検査を受けることにしました。

私が行った病院はホテルの超高層フロアにあり、景色がとても良かったです。
なかなか妊娠中は出かける機会もなかったので、海を見たりしてちょっとしたリフレッシュになりました。

待合室からの景色


おわり🌸


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