【パン巡り日誌】フォカッチャ専門店に行ったら、イタリアに着きました。
Focacceria IL GOLFO
イタリアの本格的な家庭料理やお酒を気軽に楽しめるレストランとして人気だった「Trattoria e bar IL GOLFO(本店)」さん(2023年7月13日閉店)のシェフが、独立開業し昨年12月8日にオープン。
本店でも定番だったフォカッチャを中心とした、イタリアパンの専門店。
Information
Focacceria IL GOLFO
Add:〒414-0038 静岡県伊東市広野2−1−3 富岡コーポ1F
Tel:0557−36−9603
Open:11:00−19:00
Close:Tue
Official Site:https://www.instagram.com/focacceria_ilgolfo/
場所
JR伊東駅から徒歩20分。伊東駅からお店の目の前までバスも出ている。
南伊豆駅(伊豆急行線・伊東駅の1駅隣)からは、海に向かって徒歩10分。本店があった場所のすぐ隣に位置する。
駐車場は、お店の横(2台)と裏側(4台)の2箇所。
外観
ふっと目を奪われるオレンジ色の椅子。レンガの壁に、木製のドアや小窓。イタリア語で”営業中”を意味する“APERTO”の緑の看板も加わり、異国感とアンティーク感が漂う。
店内
中に入ると、ゆったりできるイートインスペースが広がる。周りにはイタリア関連のグッズがいっぱい。緑や黄色のカラフルな椅子が全体に彩りを加え、会話も弾みそうなポップでお洒落な店内。
さらに進むと、レジカウンターに到着。
わぁぁ〜。う、美しい光景。。。!
ショーケース内に、パズルのように綺麗に敷き詰められたフォカッチャ。
Instagramにて私の勝手な下調べによると、日によってラインナップは様々。フォカッチャは、定番のローズマリーをはじめ、季節に合わせた食材を使用したものが数多く揃う。
平日の午後1時頃訪問。この日は、生ハムと近くの農家さんで栽培されたルッコラを使用したフォカッチャや、新鮮な野菜をふんだんに使用したフォカッチャなど、計6種類。ほかにも、チーズが入った”Treccia(トレッチャ)”という編み込まれたパンや、”SUPPLI(スップリ)”というイタリアのライスコロッケなど。お惣菜としても活躍しそうな品々も。
セットメニューもあり、メニュー表記がイタリア語という点も、イタリア愛やこだわりを感じられて格好いい(※左に日本語表記もあるのでご安心を)。レジ横でパンも販売。
購入品
気さくなスタッフさんが、丁寧に説明してくれるたびにぐらっぐら揺れ動く心。
今日も安定の優柔不断を炸裂し、無事に3点購入。
フォカッチャ:イワシ・玉ねぎ・オリーブ 500円(税込)
青魚らしい香りをふわっと感じつつ、ねぎや玉ねぎの薬味が相まって全く生臭くない。ブラックオリーブとイワシの脂が、全体の味をまろやかに包み込み一体感が生まれる。魚味とパンを存分に楽しめる。
フォカッチャ:ローズマリー 300円(税込)
そのまま食べても十分おいしいシンプルなフォカッチャ。弾力がありしっとりとしたもちもち生地と、噛むごとにと上に散りばめられたローズマリーの風味とさり気ない塩けを感じる。
何もつけなくても十分おいしい。塩けや優しくベタベタしすぎないオイリー感に、プラスで岩塩 + オリーブオイルを垂らすと白ワインと合いそうなキリッとした味わいに。
スタッフさんは、サンドイッチにするのがおすすめとのこと。
※ フォカッチャ生地は、いずれも横12cm ✕ 縦17cm ✕ 高さ2cm。
パン屋のラザニア 600円(税込)
ラザニアパスタの代わりに、パンを挟み込んだパン屋さんならではの商品。スライスされたじゃがいもやハムが、ホワイトソースや優しい味付けのトマトソースと絡まる。これらの凝縮された旨味が、間のパンにじゅわっと染み込んでいる。感覚としてはピザに近い。
オーブントースターで軽く焼くと、上のチーズが柔らかくなり、中からもとろっとチーズが溢れ出す。
パスタ自体の甘みがない分、優しいパンの甘みを感じて、個人的にはギュッと詰まったパスタより軽い印象。
とはいえ、具がたっぷり入っているので半分でも満足感あり。シェアするのもあり。
フライヤーとショップカードはこちら。
今度は、フォカッチャ全部買うに決めた。
ごちそうさまでした〜!
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