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読解スピード(WPM)上げるために

長文を読むスピードを上げたいという話の続き。

この記事で書いた「2週間で英語の読解スピードが3倍になる本」を完走。私の読解スピード(WPM)がどう変化したかというと、

本の後ろについてた

最初は1分間に150wordsだったものが、最高値275words、概ね230wordsくらいのところになった。3倍は嘘やん。1.5倍やん。250wmpの壁は高い。

この本のほか、こちらのyoutubeチャンネルも非常に参考になった。

すぐさま実践できる速読のポイントとしては、

①ページの両端1~2単語くらいのところに縦線を引き、そこから向こうは
 どうせ視界に入るので目を走らせない。
②指やペン先をpacerとして英文の上をなぞり、とにかく目で追う。
 視線は、pacerがないとfidgetにしか動かない。

…ということだったけども、①については、視界に入っても認識できないから、途中で訳わからなくなってしまった。これについては、そもそも「視界に入っただけの単語を認識&認知する」という訓練が別で必要と思われるので、多読時に実践中。kindleだと線引くわけにいかないから、ちょっと難しい。でも、目を走らせる量がぐっと減るから、実践できたらかなり強い。

②は、実は知る前から実践しており、とにかく目で追うだけでも意外と読めるなーと思っていた。これにも落とし穴があって、とにかくばーっとペン先を走らせていると、文の切れ目を見失いがち。そこでcomprehension迷子になることが多発。ピリオドでほんの少しペン先を止める、みたいな工夫をしてみようと思う。

あと、この本の英文は読みやすいものが多かったけど、並行してやっているTIMESの精読&速読はめちゃくちゃ行き詰っている。TIMES難しーーーーー
なんとか一冊読み通し、今2冊目半分くらい。難しい。難しいよ。

TIMESが読みづらい要因として、ボキャが足りない。圧倒的に足りないぜ。
例えばphrasal verbや慣用句を知らないから、文構造がつかめない、みたいな現象も起こる。例えば今読んでる記事(テイラースウィフトに関するやつ)だと、

As a celebrity, who by dint of being a woman is scrutinized for everything from whom she dates to what she wears, she has long commanded constant attention and knows how to use it.

TIMES Dec 25 2023

"by dint of"と、scrutinize知らなかった。"by dint of"(~によって)を知らないから、そのあとの"is scrutinized"がどうなってんのか分からず、文構造も掴めなかった。
一文に2つ知らない表現や単語が出てきたら、もうその部分については雰囲気推察するしかないんだけど、「1文に2つ以上しらない表現が出てくる」文章が頻発。読みづらいし迷子になる。

というわけで、読解上げるためにもボキャビルをもう一歩、時間をかけてやろうと思う。私は「出た単」のファンなので、「出た単1級」のStage2の1,496単語をまず5周くらいしようかと…。

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