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短歌

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57577とそれに関するあれこれ。たまに散文や詩。
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#note短歌部

3.26 sat 愛か何か

 布団に入った。久しぶりに一日中小さな現場が続いたので、身体とまぶたが重い。洗い物を溜めている。洗濯は明日する。買い物はできるのに調理までのハードルが高い。なぜこんなに毎日時間がないないという気になっているんだろう。noteは書いてるくせによお!とプチ憤慨した。や、全然怒ってません。  最近友人と会ったり電話、ラインでのやり取りが増え、そのせいか地元の方言がお客さんの前でも出るようになった。敬語以外で話す時間が多いとこうなるなーと思う。他愛もない話をしているだけなのに、好き

【歌集】nowplaying•town

 昨年から作っていた歌集が刷り上がりました。もうできるわと言い始めて一年近く。お知らせに添えて、あとがきに書ききれなかったことをちょっと話させていただきたいと思います。 《 nowplaying • town 》2021 新書版 / 104ページ / 約70首と詩1篇 ¥1,200 - - - - - - - - - - - - - 気が付いたら高速道路を走っていた。 歓楽街は海の底。ドローンが飛んだ。 車窓を横切るすべてに追いつけなくて、きっと曖昧に忘れていくんだ。 それ

3.20 sat 朗読って何だ

 朗読。とは何なのか。ちょうど一年くらい前からモヤモヤと考えている。詩歌という朗読に親しげなジャンルを手に取りながらも、それまであまり踏み込んでこなかった。模範解答的な感情を込めた朗読が昔から好きではなかったのだ。  書きものが既に作品としてあって、それに声で身体を与えるという行為に抵抗があったんだろう。一年前、自分が書いたテキストに、こんなものがある。  活字は表現様式の中で突出して概念に近いと思う。ほとんど身体がない。視覚で認識する、頭の中で音声になる、読み進めていくの

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自己紹介 自選六首たち