賃金もらうのつらたん

 仕事を行った対価としてマネーを欲しくない。「お金を貰うために労働してるんだからおかしい!」という声が飛んできそうだ。その上で、仕事を行った対価としてマネーを貰いたくない。主な理由として、関係性が固定されるということがある。この関係性とは生産者と消費者、供給と需要というような関係だ。マネーを貰うことで上下関係を作りたくないのだ。

 私は人間はみな平等であってほしいと思っている。それには自分が迫害される側になりたくないという防衛機制が働いているかもしれない。要考察だがひとまず保留して話を進める。平等であってほしい人間同士が上下関係になるのが嫌なのだ。生産者と消費者に上下は無いと考えることもできるだろう。しかし私の実感としては、消費者の方が生産者よりも上とされることが多い。例えば「お客様は神様」という考えとか従業員に土下座を強要するカスハラなどの社会現象にも表れている。
 
 私自身が持っているマネー信仰による過剰で異常な責任感からの症状と言われればそれまでだが、仕事とマネーを交換したくない。

 生活費稼ぎの活動と自己実現を目的とした社会参加としての活動で「仕事」や「労働」の定義についての考察も必要だ。ハンナアーレントが労働の分類をしているような話も聞くので、しっかりお勉強して取り入れたい。

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