見出し画像

Japan Sales Collection 2024 営業コンテストを観覧して感想メモ #JSC2024

今年も楽しみにしていました!Japan Sales Collection!

今回で3回目の開催となりますが、実は過去2回は私自身が出場者として参加させていただいてました。
今回初めて観覧者として参加して、観客席からプレゼンを拝見し、あらためて営業の奥深さ・おもしろさを感じ取ることができました。

自身がとったメモの延長の内容ではありますが、感想を書いてみました。
今年もたくさん刺激を得られて純粋に楽しかったです!
(コンテストは後日アーカイブ配信もあるとのことなので、興味ある方はぜひイベントサイトもご確認ください)


ディップ株式会社さん:営業活動におけるChatGPT活用推進について

概要
従業員3000名のディップさんで、ChatGPTを社員の90%が活用するまで浸透させていく取り組みの内容でした。推進できた一番のポイントとしては、体制面にあったのかなと感じます。
ディップさんでは、従業員約300人を推進メンバーとしてアサインし、社内での活用を推進していました。(この意思決定には経営陣含めた強い意志も感じます)

プロジェクトチーム(約20名)を組成+250名の従業員をアンバサダーをアサインする体制で、社内の10%近くが推進をする体制となり、社内での活用推進のコミュニケーション頻度もかなり高まったとのことです。
具体的な効果としては、ロープレ業務や記事の原稿作成業務にChatGPTを活用できたことにより、営業一人当たり15時間/月の時間削減を達成されたとのことでした。

感想
従業員3000名規模と、行動変容を促すにはかなり大変になるであろう規模でありながら、ChatGPT活用率を90%まで押し上げる取り組みには、度肝を抜かれました。
その他、利用頻度の高い社内チャットツールにChatGPTを連携する、活用が進むためのHow情報をまとめたヘルプガイドも展開するなど、細かい部分まで徹底されたオペレーションが効いていたのではないかと感じました。
おそらく15分のプレゼンでは語られなかった工夫や苦労もたくさんあったのだろうなと思います!もっと深くお話を聞いてみたい。


トゥモローゲート株式会社さん:売り込まない営業組織の作り方

概要
SNSによる顧客ファン化戦略:社員のSNS活用を促し発信することで、会社へのファンを作っていくというもの。重要なのは、直接売ることを目的とせず、ファンを作ることに集中すること。社員のSNS活用は多くの企業さんでも実施されていますが、効果が出るまで徹底するための具体的な方法を発表されていました。この取り組みで自社の売上向上はもちろん、業種業態の違う他社さんでも売上増加や社員採用にも効果が出ているとのことです。
推進するための重要な要素は下記3つ(メモ漏れもたくさんあるので、、改めてアーカイブ配信を見ようと思います)

  1. 動機形成:

    1. 社員が自発的にSNS投稿したくなるような仕掛け

    2. 専門チームを設け分析とフィードバック。

  2. 手段:

    1. SNS開始前の方針設計の支援と具体的な運用方法のサポート

    2. お客様からの問い合わせを待つのではなく、最後能動的なアプローチまで実施する(SNSのDMでアプローチするなど)

  3. 待遇:

    1. SNSフォロワー数に応じた手当やX有料プランの利用料補助

    2. 評価制度との連動

感想
決して売り込まず、買い手の心理に寄り添いながら購買体験を構築していく内容は、私自身目指したい形に近く、強く共感しました(おそらく、プレゼン聞きながら何度も首を縦に振ってた)。
自分自身の買い手体験も振り返ると、同様のケースでサービス活用しているものもあり、納得感も強いです。
(実はセレブリックス今井さんから以前いただいた提案が、まさにそれでした笑)

株式会社LayerX:展示会出展から商談化のプロセスHACK

自社となりますので、概要と感想は割愛します。
プレゼンの中では話しきれなかった内容も含めnoteにもまとめるかと思いますので、ぜひ楽しみにしていてください!

弊社の発表に関して、SNSでも多くの方に言及いただき本当に嬉しく思います。

また、社内にいると自社の取り組みを客観的に捉えることが難しかったので、審査員の皆様の質問や感想から気づきをたくさんいただけました。
本当にありがとうございます。
まだまだ改善できるところもあるなと感じる気づきもあり、早速社内での業務でも活かしていきます。(下記の内容も1日も早く実現していきたい!)


セレブリックスさんの運営に今年も感動

3回目の参加となりましたが、今年のJapan Sales Collectionも非常に素晴らしいイベントでした。年々コンテンツもパワーアップされていて、チーム一体となってより良いものを創り上げている、運営チームの本気度を感じております。
(あ!あの映像制作会社さんの方、今年もいらっしゃるんだ!など気づいたり笑)。
来年も楽しみにしております!

優勝されたトゥモローゲートさん、本当におめでとうございます!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?