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こんなおじいに僕はなりたい

9/22 (水)くもり時々あめ


6:00 起床

目覚めたら床だった。


昨日はストレッチのあと、そのままの体勢で気絶するように眠ってしまったのだ。



身体はしっかり痛い。


もうバッキバキだ。



人は布団で寝た方がいい。





さて今日は9時から、温泉宿の風呂掃除。


いつもより1時間遅い出勤だ。



洗濯をやっつける。


15分ほど、譜読みの勉強をする。

まあテキストをザッと眺める程度だ。


それでも朝の静けさは何かと集中しやすくて良い。




ヒンヤリとした空気は、少し肌寒い



猫も布団からなかなか出なくなってきた。





出勤まで時間が余ったので、大好きなYouTube「毎週キングコング」を見ながら朝食を食べる。



朝っぱらから笑った笑った。



毎週キングコングは、内容がどうこうというよりも


「キングコングの二人がただひたすらに仲良しなところを眺める映像」


な気がする。


何にも考えずに、ボーーーーっと見て笑う。


素晴らしい朝じゃあないか。



ちとのんびりしすぎた。


気づけばもうこんな時間。


慌てて家を出る。



車で走ること3分。


時計を見てびっくり。


なんと1時間早く家を出てしまったのだ。



最近ずっと、8時出勤だったから身体がそうなっちまったんだね。



家へ戻る。



急にできた1時間。



これほど嬉しいものはない。



どうせなら最高の1時間にしたいと考える。



気づくとYouTubeを見ていた。



何も考えない1時間が過ぎる。



きっとこれでいい。


たまには怠け者にならないと、心臓バックバク言って早く死んじまうしね。



僕は長生きがしたいのだ。




こんな話を聞いたことがある


ーー

水木しげるの元へ、ある若い漫画家志望の青年が「僕、寝ないで頑張って漫画描いてます!!!!」と言ったそう。


それに対して水木しげるは「いやぁ。ちゃんと寝た方がいいよ。寝ないとホラ。手塚治虫みたいにすぐ死んじゃうよ〜」


と言ったらしい。


まあこの話は本当かどうかわからないが、とても水木しげるらしいなぁ〜と思った。



60歳で亡くなった手塚治虫と93まで生きた水木しげる。


どっちが良くてどっちが悪いという話では全くないが。


晩年もマイペースに漫画を描きまくった水木しげるが、僕は好きだ。


戦争の体験や、長く辛い貧乏時代を経て、自分のやりたい仕事をやり通した姿がとてもかっこよく。


それでいてどこか可愛らしい水木しげる先生が好き。




疲れた時


「怠け者になりなさい」

「疲れたら休みなさい」


という水木先生の言葉をよく思い出す。



深く深呼吸して、ぐーたらするのもたまにはいい。笑






水木しげるといえば

僕のやっているバンド、「ネコグスパブリッシング」は

水木しげる先生の猫楠(ねこぐす)からとったのだ。



僕は水木しげるのファンなのでした。





と言ってもそこまで知らないにわかファンなので、水木先生をもうちょっと知りたいなぁと思って

早速これをポチった



これで水木しげるの戦争体験を漫画で体験しよう。




さっきウィキペディアで水木先生の生涯をじっくり読んでたけど、

改めてとても興味が湧いてきた。




幼少期からマイペースで、戦争に行ってもマイペースで、


でも流石に全線の辛い体験で塞ぎ込んだり、

命からがらジャングルを逃げ回ったり、

その大らかな性格でパプアニューギニアの島の民族と仲良くなったり



めちゃくちゃ人間くさい人だな〜と魅力を感じる。



そのエピソードひとつひとつがちょっと笑えるのもいい。



本人からしたら大変なことだったかもしれないけど、ちょっと笑えるポイントがいくつもあるのだ。





戦争で腕がなくなって、両親が悲しんでる中。


生き延びた喜びと、絵を描き続けられるかもしれないという気持ちで

清々しい日々を送ったっていうエピソードも好きだ







僕はよくキャパオーバーなことをやることがある。


無理をしてしまうのだ。



スイッチが入ると、休むことを忘れ、

動き続けてしまう。



体にも、

ましてや集中力にも絶対影響が出てくるはずの睡眠もろくにとらなかったりしてしまう。



そんな時はやっぱりまた、

水木しげる先生の。


「怠け者になりなさい」

「疲れたら休みなさい」


そして

「寝ないとすぐ死んじゃうよ」


を思い出す。




僕は長生きしたいのだ。





おわり


今日は気づいたらずっと水木しげるの話をしてたね〜



どんな時も大らかに、ヘラヘラしてる人が好きだ。

そして憧れもする。


歳をとればとるほど、子供みたいになっていく人。



僕はそんなおじいちゃんになりたい。



たまに文句を言いながら、よく寝てよく食べるおじいちゃんを目指そう。



そんなことを思った夜でした。






ここまで読んでくれてありがとう。


おやすみ


また明日



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