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【本邦の先駆者】世界に銘した純国産選手!!!添田豪のヒストリー#96

皆さん、こんにちは。
「Change Court」記者のtakableです。
 この記事ではテニス選手個人にフォーカスを当てて選手のヒストリーやエピソードについてご紹介していきたいと思います。 
 今回は、「豪」の愛称で呼ばれている、日本人の添田豪選手についてご紹介です。
 この記事では、「日本の選手は世界で活躍できる?」と言う疑問に対して、豪が今までどのようキャリアを歩んできたのか、どのようなサポートを受けて成長をしてきたのか振り返ってご紹介していきたいと思います。(2021.10.26現在)

※記事をより簡単に読んでいただくため表記に独自のルールを利用しています。

添田豪
全てのショットのフォーム、打球が綺麗な選手。丁寧なグランドストロークを主体に得点を積み重ねる選手。ネコとDeNAベイスターズが好き。

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「4歳テニスを始め、SSCで活動!」

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藤沢翔陵時代


 1984年9月5日神奈川県藤沢市で生まれました。テニスを始めたきっかけは母と祖母がテニスをプレーしていたことで、4歳からSSCでテニスを始めました。幼少期は2人の兄がプレーしていたサッカーもプレーし、FWでキャプテンをしていました。
 小学校5年生の頃にテニスに専念することを自ら選択肢、この頃から、「テニス選手になれる」と思ってテニスをプレーしていました。小学校3年生の頃からは、笠原コーチがプロになるまで指導をしました。
 高校は地元の藤沢翔陵高校へ進学しインターハイでは単複優勝を経験し、ジュニアのトップ選手として活躍しました。
 ジュニアの国際大会には13.7歳から出場、18.3歳までの間に49大会に出場し54勝53敗(勝率50%)でキャリアハイは20位でした。当時のジュニアの世界大会は激戦時期で同世代には、J.ツォンガ、S.ワウリンカ、R.ソダーリング、T.ベルディヒら、後にTOP10に入る選手たちと対戦をしました。

「21歳ツアーデビュー」

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21歳頃の様子

 ジュニアと並行して日本のフューチャーズには17歳で出場しました。プロ転向後の2003年からは毎年20試合近くプレーし日本を中心にアジアとアメリカの大会を転戦しました。その結果、2005年6月は20.9歳でフューチャーズで初優勝、21歳となった9月は予選を勝ち上がりホーチミン250でツアーデビュー、翌週は東京250も予選から勝ち上がりR.シュットラー[86]と対戦しました。この2大会で世界TOPレベルの選手と競い合える自信を得ました。

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「22歳で日本人TOP選手へ!」

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22.4歳GS・AでGSデビュー


 2006年は主戦場をチャレンジャーへ切り替え、3つのGSの予選にも参加しました。この年は、フューチャーズでは2度の決勝(1勝1敗)、チャレンジャーではQF以上を7回経験し着実にレベルアップに成功しました。アジアツアーの北京250と東京250にも参加しましたが、2大会とも初戦負けでした。この結果、302位から188位までランキングを上昇させ日本人No1のプレイヤーとなりました。

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 その後、5年間は120~240位付近をキープし、TOP100を達成したのは、2011年4月91位を26.6歳、キャリアハイの47位は27.10歳で達成しました。年間TOP100で終わったのは、現在のところ2年間で、2012年60位、2014年99位です。
 2006年188位で日本人トッププレーヤーとなりましたが、当時は日本男子選手にとっては「TOP100の壁」と言われるほど遠い目標でした。後輩の錦織選手がその壁を先に壊していきますが、純国産選手としてTOP100を切った初の日本人として快挙でした。

 37歳のベテランとなっても純国産型の選手として、怪我も少なく戦う姿は日本で活動を行なっている人々の支えとなっています。今後も怪我なく長い間プロとしての活躍を期待しています。ツアー初タイトルをベテランとなってから獲得する姿も楽しみにしています。

 今後もこのような記事をあげていきますので、もしよかったよ〜という方は是非note内の「スキ」や「記事の保存」をお願いします。
 この選手の記事を読んでみたい!調べてほしい!というご要望ありましたら、お気軽にご連絡ください。それでは次の記事で。さようなら。



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PS.ジュニア期にもっとこうしておけばよかった!と思うような出来事を伺いたいです!



〜CC(Change Court)について〜
 CCは、テニスのジュニア育成に関する問題や課題を解決していくための考察記事です。
 「うちの地区こんな問題があるんですが…」、「これは正しいのかなぁ!?」、「これってどうしたらいいでしょうか?」そんなテニスのジュニア育成に関する悩みや課題を解決できるきっかけを皆さんと一緒に考察します。
 

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