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2023年を振り返って(仕事)

あけましておめでとうございます。2024年が幕をあけたので、今年の抱負がてらついでに、昨年2023年を、仕事面で振り返りたいと思います。

昨年は、苦心の年でした。支店ではなかなか思う通りの結果を出せず、周りの理解もなかなか得られなかった。唯一の成果というか、良かったなと思えたのは、後輩社員の育成について。これに関して言えば、我ながら自分のベストを以て教える事が出来たのではないか、最善を尽くせたのではないかと思っている。

後輩社員の営業研修で指導役になった私は、一所懸命に教えた。それこそ今までの経験や失敗、成功から得られたものを適宜教えられた(と思っている)。

後輩も、大変に能力のある社員であったので、みるみるうちに成長していった。むしろ、全然能力のある後輩であったので、私なんかが指導役で本当に良かったのかなと、時たま悩んでしまうくらいであった。

営業研修を無事終えられて、立派に仕事に励んでいる後輩を見ていると、大変に頼もしく思い、また嬉しくなってしまう。

そんなところだろうか、私が出来たことと言えば。

そう思っていた矢先、1月1日付での横浜支店へ異動の辞令が出た。

いきなり言い渡された辞令は、まさに青天の霹靂と言えようと思う(内心、横浜に戻れと言われる気はしていた)。

幾分か居心地の悪さを感じていた今の支店を離れられる安堵とともに、気がかりなのは私が指導した後輩社員である。

立派な営業人員になった。私とツーマンセルで動くことが多かったが、一人でも十分やれる。能力もあれば、才能もある。実力もある。強いて言えば経験を積んでいかないといけないが、それはこれからの話だ。出来れば、これから先立派になっていくのを見届けたかった。そばで見守りたかった。でも、それは叶わない。

それだけが気がかりである。

横浜支店は、大変な状態である。人が辞めるわ、足りないわ。仕事の量に比して、最低人数以下でやっている。

私は一時期横浜支店にいたから、中にいる人間がどれだけ優秀で真面目で、一所懸命なのかを知っている(つもりだ)。

だから今回の辞令は、嬉しかった。皆の役に立てるのだ。横浜の皆と、肩を並べて一緒に頑張るのだ。成果を出すのだ、結果を出すのだ。

色々な人から、言葉を貰った。

「期待している」「悪いな、頼む」「いきなりですまない」「なんとかしてくれ」「来てくれて助かる」…

今の支店にいたほうが、ずっとずっと楽だ。安泰だ。今の支店の仕事なんて、正直何でも出来ると思っている。1から10まで、頭に入っている。

横浜に行くのは、火中の栗を拾うようなものである。それでも、私は横浜に行く事を何ら後ろ向きに捉えていない。

必要とされていないところにいるより、苦しんでいる皆のところで一緒に頑張って、一つでも良い結果になるよう努力したい。そうしたいし、そうするべきだと思っている。

だから私は頑張る。頑張って頑張って頑張って、やってやってやりまくるのだ。

離任にあたり、目をかけていた後輩からプレゼントを貰った。

涙が出るくらい、嬉しかった。

私が今の支店でやっていた事は、やろうとしていた事は、間違ってなかったと、そう言われている気がした。



2024年、色々なことがあると思う。苦しいときや悲しい時、心が折れそうな時。そんなときは、これを見て頑張ろうと思う。

自慢の部下であり、可愛い後輩であり、大切な仲間へ。ありがとう。本当にありがとう。友情を込めて。

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