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福島民報カップ クラブ選手権福島県予選1回戦観戦記!

2021年福島民報カップ 全国クラブ選手権福島県予選1回戦の観戦記です。

6月13日から始まった全社予選を決勝戦まで戦い全5戦。毎週日曜の公式戦を1ヶ月以上戦っており、かなりダメージを負う選手が多くなってきた。
間髪を置かないでスタートしたこのクラブ選手権。先発で出場していた選手は、どこかしかに怪我などがあり、スターティングメンバーの選考は難しい一戦となった。

また日頃、チームの影となりサポートを一生懸命していた選手は、必ず出場させると監督の発表もあり、日頃頑張っていたNO.18熊坂が初スタメンの起用となった。また、NO.25金濱・NO.26池田が久々のスタメン起用となり、更には、NO.4芳賀が初ボランチとして出場、新しいフォーメーションでの試合であった。
いつもスタメンで出場している、NO.21中鉢やNO.77吉成は出場している選手たちのドリンクづくりにまわり、裏方として頑張ってました!

対戦相手のMILES(ミーレス)さんは、2020年にチームが発足し、今年の全社から公式戦に出場している若いチームであった。選手登録をみても10代から20代の選手が多く、走れるチームだろうと戦前の予想でした。

今回の試合会場は西部スポーツ広場、天候は晴れ、気温は35度を超える猛烈な暑さの中
午後2時30分のキックオフ。

シャンオーレは4-2-3-1。
SBはNO.14三好・NO.8岡部が、右SBにNO.26池田・左SBがNO.22佐々木。ボランチ2枚をNO.4芳賀とNO.10五十嵐。左SHにNO.18熊坂・中にNO.33渡辺・右にNO.7高橋を配置し、FW1枚がNO25金濱となる布陣。

一方のMILESさんは3-2-4-1?

気温の影響か、シャンオーレはいつものハイプレスは掛けず、じっくりパスを回していくも初めてのフォーメーションに慣れないのか、パスが繋がらないシーンが多かったが、相手チームのパスやロングボールに対しては、SBとボランチがしっかりカバーし、相手にシュートチャンスを与えない、ほぼ完ぺきな試合序盤であった。
まあ予想はできていたが、前でのボール保持があまりできないので、後ろからの攻撃参加が少なく、得点される不安も少ないけど、得点の匂いも感じられない10分間だぅた。
ここでクーリングブレイク。
今回は気温が32度以上となり、1分間のクーリングブレイクが設けられた。ベンチには戻れないが、飲水の時間が与えられる時間らしい。飲水タイムはベンチに戻る事が許され3分間の時間があるので、そこが違う点。
またクラブ選手権の試合時間は60分、30分ハーフとかなり短いレギュレーションで、さらに10分おきにプレーが止まってしまうので、早めに得点を取らないとズルズル試合が進んでしまい、昨年の様にPK戦になってしまう恐れが... 不安がよぎる(笑)

1回目の後、監督からやり方変えよう!「ハイプレス」。との声がかかり、雰囲気がガラッと変わる。

前半12分、相手ボールのスローインをカットし、NO.33渡辺からNO.7高橋へパス、更に相手の裏をとり、バイタルエリアに走りこんだNO.33渡辺へスルーパスを送るも若干長くなりゴールラインを割ってしまうも、攻撃にリズムが出てきた。

試合が動いたのは、前半の給水タイム後すぐの前半19分、得点の前のプレーから
DFラインまで下がったボールを、今回初ボランチとなったNO.4芳賀へ渡り、芳賀は一人飛ばしてNO.33渡辺へ送る、渡辺がダイレクトでNO.10五十嵐へ落とすと更にダイレクトでNO.25金濱へ送りシュートまで持っていくもGKに弾かれ得点ならず!しかしそのルーズボールを確保しコーナーキックを獲得。
左コーナーをNO.10五十嵐が蹴り、NO.14三好がドンピシャのタイミングでニアに飛び込み得点を決める!これで1-0
横パスやロングボールだけではなく、中から1枚飛ばしたパスやダイレクトプレーで、相手を崩しリズムを作れたことが得点を呼び込んだ。

追加点は前半28分。左サイドの相手のスローインから、NO.14三好が競り勝ち、ボールはNO.7高橋へ渡り、高橋が一人をドリブルで剝がした後にNO.25金濱へタテパス!金濱がゴール左に持ち込み、マイナス気味のパスを送る。トップ下起用だったNO.33渡辺がワンタッチしたあと、左足でゴールネットを揺らした。
ヒロキのクオリティはいつも通り。タクミのシュートも申し分ない。が、金濱のマイナスのパスは以外だった。いつもはそのままシュートしてたあの金濱がパスを選択とは...(笑)
いい意味で予想外だったね。
これで、2-0 そんな感じで前半が終了。

後半から、初先発で初出場だった左サイドNO.18熊坂OUT、代わってNO.77吉成IN。
クマはいつもチームの為に水や氷を運んでくれてありがとう!今回はあまり見せ場は無かったけど、次回はもっとプレー時間貰えるように、トレーニング頑張ろう!(笑)

後半5分、右ハーフラインに蹴られた、相手ゴールキックをNO.26池田が頭で落とし、NO.33渡辺が左サイドへ大きく展開。NO.77吉成が受け左サイドをDF2枚を引き付けながらドリブル突破、最後は右サイドを駆け上がったNO.7高橋へラストパス!グラウンダーのパスは若干浮いてしまい、シュートはハーフボレーの形になり、ゴールバーをこえてしまった。難しいボールだったから仕方がない!けど、この形、昨年のクラブ選手権準決勝を思い出したのは私だけ?(笑)

後半8分、相手DFからのボールをNO.8岡部が競り勝ち、FW金濱がボールキープ、そのボールをNO.7高橋が受けてNO.10五十嵐へパス。五十嵐が左サイドのNO.77吉成へ展開し、さっきと同じような形でゴール付近までドリブル。今度は優しいパスでNO.7高橋が受け、冷静にGKとDFまでかわしてシュート!これで3-0。
この形で得点できたことで、昨年のクラブ選手権の呪縛から解き放たれたでしょう!(笑)

後半11分に選手の交代。NO.26金濱OUT、NO.13熊田IN。
金濱は今日の試合ワントップとして出場し、前半の入りは悪かったが、徐々に身体を張ったボールキープ、落としなどが出来るようになってきた。また公式戦初アシストが付き記録も残せたことは大きいと思うが、できた事を自信にすることも重要、できなかった事を反省しトレーニングで克服、監督にアピールすることも重要!今後の活躍に期待します!
オフサイド3本やったら交代って監督に言われてたけど、無かったのでよかったね(笑)

後半14分クーリングブレイク明けすぐ、初めてのピンチがくる。相手ボールのスローインを先程入ったばかりのNO.13熊田が足を引っかけ左サイドのペナルティエリア付近からFKを与えてしまう。相手FKは直接ゴールを狙うもDFに当りコーナーキックとなる。
ここでNO.22佐々木OUT・NO.17山崎IN

このコーナーキックが左ニアに入り直接シュートがゴールマウス内に打たれるもNO.12小松が右手て触りゴールバーを叩く、そのこぼれ球もシュートを打たれ、またしてもゴールバーに弾かれ得点を与えなかった。GK小松の神がかったプレー!意外と不思議に得点を与えない!NO.12小松が出場した試合は負けないという不敗神話は続く?(笑)

後半22分、またしても左サイドから得点が生まれる。左サイドからのスローイン、
NO.77吉成が走りこんだNO.7高橋に入れ、ボールを保持しながら起点をつくる。そこからNO.10五十嵐へマイナスのパスを中で受け、また左サイドで待ち構えるNO.77吉成にパスを出す。吉成は中へリターンパス、五十嵐がそのパスをスルーしてNO.7高橋が受け、NO.4芳賀へと渡る。芳賀は中に走りこんだ五十嵐にタテパスを供給し五十嵐がDFラインを突破!最後はGKを外して右サイドに走りこんだNO.33渡辺がシュート!これで4-0
この攻撃に6人の選手が係わり(三好はボール触ってないけどスペースを作った?)、
ショートパスを繰り返しながら崩し、最後はフリーの選手が得点するという、理想的な攻撃だったと思う。

後半26分、NO.33渡辺OUT NO.9櫛田IN。いつもトレーナーで頑張ってくれている櫛田がFWとして今シーズン初出場を果たす。
代わってすぐの攻撃、NO.4芳賀が相手ボールを奪取し、そのまま左サイドを駆け上がり、アウトにかけたボールを右サイドに供給、NO.10五十嵐が受け、中で待っていたNO.9櫛田へパスするもマイナスにズレて得点にはならなかった。
マサの足元に入っていれば...苦労させてんだから何とかいいパスを出して欲しかったわ。

後半29分、NO.26池田OUT、NO.16藤田IN。藤田は天皇杯福島県予選1回ビアンコーネ福島戦で途中出場を果たしており、今回が公式戦2度目の出場となった。
これで怪我をしている選手以外のベンチメンバー全員が出場を果たしたことになる。
ATは3分。最後まで相手陣内でボールを支配しながら、終了となった。
最後に出場した藤田は試合時間4分と短かったが、シュートを1本放つことができた。
今度は、長い時間出場できるように、日頃から身体を動かすトレーニングは勿論、自分がやりたいポジションの動きやボールの持ち方などを映像で見ながら頭に叩き込んでほしい。
あと、試合への入り方・アップ時からのモチベーションの作り方を考えて!このチームで
レフティの選手需要(左SH・SB)はまだまだあります。先発を目指してがんばれ!

今回は、ベンチ入りメンバーを全員出場ができ、サブメンバーのモチベーションも上がったと思います。チームが強くなるためには、レギュラー選手だけでは絶対なれません!
いつもの先発メンバーはサブの選手の事を想い、サブのメンバーは先発の選手が試合でやり易い環境を作ってやるかが肝心です。トレーニングの時は先発を奪い取る意気込みで、
みんなが切磋琢磨すれば、より良いチームになれます!
全社準優勝の名に恥じないような試合を心がけましょう!
次は2回戦VIOLET'S信夫DREAM 戦です!去年の借りを返しましょう!

以上、2021年福島民報カップ 全国クラブチームサッカー選手権福島県予選1回戦の観戦記でした。
※あくまでも私個人の感想ですので、不快に思われた方がいれば申し訳ございません。
 気にしないでください(笑)


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