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カナダに来た!② 車がない(+_+)

 カナダ人のT先生が、モントリオールの家族の元へ旅立った。飛行機に乗って5時間くらいだという。
今日から、一人・・・。言葉が不自由で知り合いが誰もいない場所で犬2匹との生活。どんなことが待ち受けているかよくわからずにいたが、すぐに、その大変さを身に染みる出来事があった。今日は、日本から食べ物や日常雑貨が入った20㎏近くの段ボールが届くはずだった。・・・がちょうどお散歩に行って留守の時に来てしまったらしい。こちらの郵便局は、再配達はしてくれない。取りに行かなくてはならい。どうやって⁉ 管理人の方に聞くと、そんなに遠くはないらしい。
歩いて12分だと言う。えらく細かいな・・・(笑)測ってみたら確かに12分だった(^_^;) でも、どうやって運んだらいいのか。タクシー?バス?
困った顔して道端に立っていれば、誰かが乗せていってくれるかな?
いろいろな方法が頭に浮かんだ。雨が降ってきてしまった。
ドラッグストアーの中にある、郵便物預かり所には、横も縦も私の2倍くらいありそうな黒人の女性が対応していた。不在メモとパスポートと学生ビザを見せると、住所がわかるものがないとだめだと言われ、また12分歩いてアパートに戻り、再び彼女の元へ。今度はok。一人では運べないんだけど、何かいい方法あるかと聞くと、「バスかタクシーか車を持っている友達にたのむか・・・」と言うので、「友達はいない」と言うと、笑われた(^_^;)
「カナダに来たばかりなので、まだいない」と言いたかったのだが、とっさに簡単な英語しか出てこなかった。
 なんだか急に優しくなった彼女は、住所はどこか、歩いて何分かと聞き、最後に、郵便局員が使う荷台みたいなキャリーを貸してくれた。(*´Д`) 
私は、雨の中、20㎏の大きな段ボール箱を重そうに運びながら12分歩いた。いや、ゆっくり荷台から落ちないように運んだから20分以上はかかったかな。そして、1階のアパートの外階段2段さえ上げるのにすごく苦労し、また、荷台を返しに12分歩いた・・・合計で3往復。雨の中を・・・。この時、どんなにか車が恋しかったか・・・車って本当に便利。歩いて数分のコンビニやゴミ出し場でさえ車を使っていた生活が懐かしく思い出された。はぁ~疲れた。荷台を貸してくれた一見怖そうだけど、本当はとっても親切で優しい彼女に感謝・・・

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