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メキシコの家、掃除を無理矢理開催

Hola todos!こんにちは。
今日は、ずっとずっと気になっていて、しかも何度も何度も『いらないものを捨てませんか?手伝うので家を片付けましょう!』といっては流れてきた私からの提案。本当にやりたくないのが芯から伝わってきていた。
が、本日強行開催。もう待てません。

年末には私はいなくなるし、このままではここの家のゴミは一生このままなのだとわかったので、まずは一人でお風呂場をたわしで磨くところからスタート。
ファミリーのトイレもガシガシ洗う。長年溜まっているであろう、う◎こ汚れよ!綺麗になるので!セイヤ!
もう、気持ちは美輪明宏氏だ。私の顔は悪魔退治の時ぐらい真剣だ。

お風呂場にある、頭三つあっても足りないくらいのヘアケア用品をまとめて、後でいらないものを捨ててもらう作戦。女は髪が命なのか?身だしなみに抱え切れないほどのバスケア用品。世間の女子は髪にこんなにもお金とパワーを使っているのか?私の頭を見てほしい。もう終わりきっているので今更ケアなんてしたところで、誰が見るというのだろう。髪に悩まされることのないNoMoreビダルサスーン人生だ。

洗濯機周りのゴミで埋もれていたところからゴミを集める。見たこともないようなアイテムがゴロンゴロン出てくる。

準備完了。ホストが帰ってきた。
作戦決行だ!今日を逃してはもう後はない!今日、家中のいらないものを捨ててもらう!早速、ママを呼んだ。

私はゴミを指差して『ビニール袋をください!これは捨てていいものですか?全てチェックしてください』からの、どんどこどんどこものを出してチェックしてもらう。迷ったら捨てよう!と背中を押す。がんばれChan、相手はなんとかして捨てたくないという気持ちが湧いてくるもんだ。
絶対誰も座れないであろう、ちっさい椅子を捨てたくないと駄々をこねるママ。
全て捨てることを反対するその娘。途中から娘を完全無視。

徐々に掃除の楽しさを感じ始めたママ、エンジンがかかってきた。
そして。これからの状況を察したホストの子供2人。

手伝わされる・・・・こう感じたのだろう。

兄ちゃんトイレに篭る(掃除の間、出てこなった40分〜1時間。ここまで来ると本物だよ。)
姉ちゃんは目を離すと何度も部屋に隠れる。その都度呼び戻されるも、二人とも全く持って片付けをしたくない。

DenとZuは掃除に慣れているので、よく働いた。別に自分の子だからというわけではなく、二人は掃除をするということに慣れている。

大きなガレージほどの大きさのある玄関は、人一人通るのがやっとなほど、捨てるゴミで埋まった。
庭の腐った木の柵を壊していた時に、柵についた虫を見てママが悲鳴をあげたので、『あんたの庭だよ。』と言ってやった。w w
こんなに放っておきゃ虫天国なのも無理はない。私がバリバリと気についたカタツムリを取るのを見て、ママはムンクの叫びのようになっていた。ムンクになりたかったのは私の方だった。別に私も虫が平気なわけじゃあない。

自分たちの住んだところは、自分たちがきた時よりも良い状態で離れるように心がけているので、もうこの家は目標を達成できたと思った。
今回、住んでいた日本の団地も、関係者から電話がかかってきて『すごく綺麗にして出ていってくださってありがとうございます。』と逆に感謝されたほどだった。退去費用はなんと15000円。掃除するところなし、落書きのあった襖だけ替えるので請求します。とのことだった。頑張った甲斐があった・・・。

掃除後のシャワー後、子供らとみかんを食べていると、ホストと娘さんから『あなたたちに出ていって欲しくない。』と言われた。そう思ってもらえるのは大変光栄だが、もう少し家族で団結して掃除と片付けを頑張ってほしいw w
マヨネーズの空き瓶、工作ができるほどためないように頑張ってほしい。

何はともあれ、掃除は家の氣のめぐりに欠かせないもの。
皆に幸せでいてほしいので、勿論私も幸せで快適清潔でいたいので、掃除は大切。
毎日、ホストの幸せを願っています。頑張ってね!

明日は皆で朝の5時に起きて山のように積まれたゴミをゴミ捨て場まで捨てる作業が待っている。着替えが本当にない私は明日の朝もゴミいじりしたら着替える服があるのかが不安だ・・・・。この悩みをホストはきっと知らない。

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