真っ黒/tricot 感想
あのtricotが、
ついにメジャー1stアルバムを出す!
バンド結成から10年目に突入する中、アルバムに向け曲を作れば作るほどまだまだ自分達も知らない新しいtricotの音が出てきて、最後には真っ黒になりました。皆様も是非こちらのアルバムと共に濃厚なお時間をお過ごしください。
NEWS | tricot | トリコ https://tricot-official.jp/news/detail.php?id=1079103
(最終閲覧日20/2/3)
変拍子ながら、毎回驚きの曲を表現するtricotの新アルバム。
新しい音の集合体、「真っ黒」。
tricotの新たな側面を見ることのできた一枚だと思うので、軽ーく感想を書いていきます。
ちなみに先週書いたネクライトーキーのメジャー1st感想はこちら。
※唐突な宣伝。
〇tricot
変拍子の楽曲を得意とする女子3人男子1人のバンド。
デビュー10周年にメジャー決定。
※11年発売、爆裂トリコさん収録。当時は残響系もがっつり流行っていたので、入り込みやすかった。
最近は、Vo.Gt.の中島イッキュウさんがジェニーハイのボーカルとして参加しているので、知名度は高いと思います。
※野爆くっきー、小藪一豊、ゴーストライター新垣、川谷絵音と個性のぶつかり合い。BiSHのアイナ・ジ・エンドとコラボしたりと話題に事欠かない。
tricotとしても、海外ツアーなども行ったりするくらい、海外人気の高いバンドです。
※3年前に参加したラスベガスのゲーム大会、EVOにいたプエルトリカンがtricot好きだった。
日本語歌詞が分からなくても、変拍子の曲がすさまじく良い。伝わる。
シングルとかのカップリングでインストver入っているけど、普通にインストバンドとしても成立するくらいの曲。
後はライブ。盛り上げ方が凄い。楽曲とライブで2粒楽しめる。
※昨年のツアー。上でも挙げたパニエさん。イントロから惹かれる。
チケットは取れたので、名古屋行く予定です。
〇真っ黒
「メジャーデビューしたし、結構万人受けな感じなのかな...」
と不安だったのですが、
1曲目の"混ぜるな危険"でその不安は晴れる。
重厚なベースの入りから、爽快なツインギターのイントロ。
かと思えば、急にゆったりした曲調、そして速度の上がる間奏、そしておっとりなテンポ、歌詞のアウトロ...
まさにtricotという楽曲。
そして"右脳左脳"、シングルで先行リリースの"あふれる"とノリ曲が続く。
※インストで通用する強いメロディーだけでなく、歌い方も変則的で惹かれる。これも楽曲、ライブ、インストで3粒楽しめる。
まっすぐ突き進む曲に対し、マイペースで声を乗せていくような、
ギリギリで安定しているのが、このバンドの凄いところ。
最初の妖艶な雰囲気から一気に後半感情をぶつける、"みてて"。
過去のアナメインくらいの感情爆発っぷり。
高音で歌う"秘蜜"やその名の通り、夜間運転の低速感をかもす"低速道路"
(神戸ナンバー)
歌詞や曲がポジティブなんかそうじゃないか分からないけど、
明るい雰囲気の"順風満帆"
あまりこんな感じのtricotを聴いたこと無かったけど、また新たな発見。
「今より少しだけ強くなるため」この一言が押してくれる。
the 変拍子という感じの"なか"、ラップっぽく聞こえてくる。
※シングル盤「あふれる」のカップリング。
バラード風の"ワンシーズン"、"危なくない街へ"
イッキュウさんの歌唱力を楽しめる2曲。
そして、リードトラック"真っ白"。インストです。とりあえず聴こう。
※やっぱりインストも良い。
"真っ白"から"真っ黒"に繋がっていく。表裏。
※聴いてくれ。の一言。
サブスク民はここまでで〆。
CD買った方はボーナストラックとして、「ブームに乗って」「patage」の2曲も聴けるぞ!
以上です。
ここまで読んでくれた方、ありがとうございます。
またライブ会場で会いましょう!
次の感想はしばらく先になりそう。
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