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Lv.番外編 人材採用のバランスゲーム

明けましておめでとうございます。今年もよろしくお願い致します!
(挨拶が1月中旬って…遅すぎでごめんなさい)
今年の第1回目のnoteは自分が考えている人材採用のバランスについて書いてみたいと思います。

このnoteを書きたいと思ったきっかけはなんとスラムダンクの映画化されるニュースをみて、思い始めました。

既に20年ほど前の漫画ではありますが、学生の頃何度も読み返した気がします。最後山王工業とのエピソードは今まで僕の漫画歴の中、最高なシーンだと思ってます。因みに自分はバスケが得意でもなく、学生時代はサッカーをやってましたw

”あなたには15ドルがあります。この予算であなたが考える最高のチームを作ってください”

※この値段イメージしやすくするために任意でつけた値段です。本来漫画の内容とは関係ないです。

バスケという競技で一番良いチームはどんなチームでしょうか。世界最高のセンター5人が集まったチームが強いでしょうか?または、世界最高のシューティングガード5人が集まったチームが強いでしょうか?世界最高のセンター5人のチームはゴール下の守備力は圧倒的に強いと思いますが、早いスピードで攻撃して点を取るのは難しいかもしれません。また世界最高のシューティングフォワードが5人集まったチームは攻撃では良い成果が得られると思いますが、守備は弱いかもしれません。

恐らくこの問題を見て回答する人の答えはそれぞれ違うと思います。人によっては自分が重要だと思うポジションによって、予算の優先順位を考えながら理想的なチームを作ると思いますが、各ポジションによって優先順位も変わりますし、優先順位によって予算の組み方も変わると思います。

この問題は組織を作る際、悩む問題と近いと思いました。例え、新規ゲームタイトルを作る際、様々なポジションが必要だが、限られた予算を活用しながら最高のチームを想像すると思います。もちろん予算が100ドルあれば、悩むことはないが、どの道限られているし、欲しいと思う人材が来てくれるかもわかりません。結局新しいチームを作る際、何を考慮すれば良いでしょうか。

もちろん、正解はありません。しかし、組織を作る上で今1ドルの人でも5ドルの人でも組織と一緒に成長し100ドルの価値になる人材になるような環境を作る必要があると思います。
僕はスラムダンクの中、一番わかりやすい例が湘北チームであり、桜木花道だと思います。彼は最初1ドル(※バスケ初心者)ほどの価値があったかもしれませんが、漫画の最後には100ドル(※一応最大値を意味します)以上の価値を作れます。もちろん成長した理由もたくさんありますが、組織(チームメンバーやライバルチーム、失敗など)と個人が成長できたわかりやすい例だと思います。

当然、桜木花道だけを採用するのも問題があります。流川という圧倒的なライバルや赤木(晴子)というきっかけ(モチベーション)も必要です。順番も答えもないですが、誰もが成長できる組織になると当然事業も伸びる確度は高いと多います。

日々HRBPとして採用業務を行っている中、ただただ人材を探して採用する(繋ぐ)という作業ではなく、どんな人材を採用すれば、現在の組織に刺激を与え組織も一緒に成長できるかを考えて採用活動を行いたいと感じました。

因みに、みなさんが思う最強のメンバー5人は誰でしょうか?
今年もよろしくお願い致します。

2021年 1月 ちゃんちゃん

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