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UK就労ビザ🇬🇧取得難易度が上がってしまった話


1. 結論(時間ない人用)

2024年4月4日よりskilled worker visa獲得に必要な最低年収が245万円増加。(円換算/5月16日現在)

IMMIGRATION UK

2. 背景

イギリスの就労ビザこと、Skilled Worker Visaの最低年収基準額が大幅に引き上げられました。

旧来のシステムであるTier 2が廃止され、Skilled Worker Visaになった2020年。その時は、Brexitがあり労働力不足があり基準額が大幅に引き下げられていました。その後、見直しがあり26,200£になっていました。


しかし、記録的なペースで移民が増えてしまい、外国人の雇用条件を厳格化しました。(日経新聞)

skilled worker visaの最低年収基準額
改定前 : 26,200£
改定後 : 38,700£

日本円にすると245万円の増加です。

3. それでも就職するには

skilled worker visaという名前の通り、高い技術力を持つ/高収入が見込まれる職種に就いている必要があります。

イギリスの職種ごとの平均年収を調べる

Talent.comというサイトで、職種ごとの年収をちゃちゃっと調べられます。

このサイトによると、バリスタやカフェのスタッフなど、アルバイトでできるような職種では不十分です。

ちなみに、
バリスタの平均年収は22,688£

talent.com

IT系職種の人も危ういです。
Talent.comによると、web developerも37,500£とギリギリ基準を満ちていません。

一方で、
PHP developerの平均年収は40,000£です。
専門知識を持った技術者の方が年収が高いようです。(Javaなども高いです)

ここから、よりスキルに特化した高所得労働者を対象にしたと言えます。

これは、IT系以外の職種でも同様です。
皆さんの職種も是非、調べてみて下さい。


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