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【日刊ドローン情報 No.49】CuboRexの電動クローラユニット「CuGo」ArduPilotを使用した自律走行ロボット開発事例が増加 大学生やドローン開発会社も

 ArduPilot(アルジュパイロット)というのは,ドローンの機体を各種センサーの情報に基づいて制御する,いわばドローンの頭脳にあたるソフトウェアでオープンソース(無料)のため,広く利用されています。通常のマルチコプター以外にも,ローバー(UGV)や水中ドローンなど汎用性が高いため,記事のように自律走行ロボットへの適用が可能です。
 ドローン開発会社が,このようなロボット開発を行っている背景としては2つ考えられます。1つは,単純にArduPilotの開発ノウハウを利用して,業務範囲を広げること。もう1つは,ドローンだけではカバーできない業務を,ロボットを利用して全自動化を目指しているということです。ドローン配送における課題として,地上要員(ドローンへの積荷や集配の補助を行う人員)が介在することによるコスト高があるため,後者を視野に入れて,開発を行っているのではないでしょうか。


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