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『習慣化の技術』習慣化に必要なのは意思より技術! 挫折しないための『if thenプランニング』とは?

今回は、『習慣化の技術』というテーマでお話をしていきます。
人が一日に行っている行動の約半分は、「習慣化された無意識の行動で成り立っている」というのをご存知でしょうか?

意識しているかしていないかに関わらず、人は毎日同じ行動をとっているのです。

であれば・・・

この当たり前にやっている行動を変えられれば、人生が劇的に変わる可能性もあります。

かの有名なマザー・テレサも

(出典 blog.livedoor.jp)

「行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから」

という言葉を残していますが、まさに毎日行っている行動が知らず知らずのうちに習慣となりそれが私たちの人生を形作っています。

fa-lightbulb-oマザー・テレサの名言「思考に気をつけなさい」

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。
言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。
行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。
習慣に気をつけなさい、それはいつか人格になるから。
人格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。
―― マザー・テレサ(カトリック教会の聖人、修道女(ノーベル平和賞受賞))

Watch your thoughts, for they become words.
Watch your words, for they become actions.
Watch your actions, for they become habits.
Watch your habits, for they become your character.
Watch your character, for it becomes your destiny.
―― Mother Teresa

そこで今回の記事では、脳科学など多くの学術研究で効果が実証されている、習慣化に関する最強のテクニックを伝授していきます。

何をやっても三日坊主だった私が、仕事でも半年間、毎日かかさずブログを更新できた秘訣についてです。

「0→1」が一番難しい!

(出典 toomolife.com)

習慣化について取り上げられる時によく言われるのが「0→1が一番難しい」というもの。

ビジネスでも、1円を稼げるようになるまでが一番大変ですし、運動習慣が全くなかった人が毎日ランニングしようとしてもなかなか長続きしないもの。

普段使っているエアコン等の電化製品もつけっぱなしの方が案外電力を食わず、消した状態から電源を付ける時が一番電力を使うと言われています。

私は、「0」の段階は助走期間だと思います。

これは、自転車に例えると、三輪車から補助付き自転車へと進む過程であり、最終的に独り立ちすることが「1」となります。

まず、三輪車に乗ったことがなければ、補助付き自転車に乗ることはできません。

同様に、補助付き自転車に乗ったことがなければ、直接自転車に乗ることは難しく、失敗する可能性が高いです。

何もないゼロの状態から「1」(イチ)を生み出す時は、ものすごいエネルギーが必要ということですね。

逆に、既に1がある状態を2にするのは案外カンタンということ。

であれば・・・この特性を習慣化に活かしていこう、というのが今日のお話です。

「三日坊主」は性格とは関係ない!

習慣化ができるかどうかは、性格の問題のように言われることが多いですよね。

「あの人はマメだから、コツコツ物事に取り組める」

「私は忍耐力がないから、三日坊主になってしまうんだよね」

このように、個人のパーソナリティが原因で物事が継続できるかどうかを考えている人は多いです。

しかし、習慣化は『技術』で、やり方のコツを知っているかどうかその知識の差だとしたらいかがでしょうか?

習慣化できない自分のことを「物事が続かないダメな人間だ」と、自己嫌悪するのではなく。

もし、これが性格の問題ではなく技術だったとしたら…?

この技術さえ身につけられればいくらでも物事を継続できるようになるというわけですね。

人生を変える『if thenプランニング』

(出典 365daysnote.work)

習慣化のための方法は色々ありますが、今回おすすめしたいのが、『if then(イフゼン)プランニング』という手法です。

ちょっと難しそうに聞こえますが、原理はカンタン。

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if=もしこの状況になったら

then=こうする

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というのを、事前にプランニング(計画)しておくだけ。

0から1を作るのではなく、既にやっていること「1」に、次の行動「1」を紐付けてして、「2」にしていこうという考え方です。

私の尊敬する起業家の先生で、毎日欠かさずコラムの配信をしている方がいらっしゃいます。

その方は私から見ても多忙そのもの。「一体どこにそんな時間があるんだろう?」と継続のコツを聞いてみたところ、毎日の通勤電車の中でコラムを書くと決めているとのこと。

通勤するために必ず毎日電車に乗るので、その行動に紐付けてコラムを執筆しているそうです。

これを聞いた時に、「なるほど~!」と思いました。

会社に着いて、「よし!コラムを書くぞ」とゼロから新しい行動を行うのではなく。

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if=朝電車に乗ったら

then=コラムを書く

ーーーーーーーーーー

というのをプランニングしているそうです。

確かに、既に習慣化できているものに紐付けるのであれば0→1を生み出す必要はありません。

全く無の状態から新しいことを始めるわけではないので、心理的な負担も少なくて済むのです。

そしてこの方法は、私も教師から教頭、そして校長時代にも、授業計画や学校経営を毎日考えていていて、実際に行ってきたことなのです。

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if=歯磨きをして、洗面をしたら

then=今日の一日の計画を10分でつくる


if=昼食後には

then=1記事を書き上げる

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などなど。

「この状況になったらコレをする」というのを決めていたんですね。

電車の中でタイトルまでできたら、家に帰ったら「書くだけ」

ゼロから記事を作るわけではないので、省エネモードな状態で記事の更新ができていました。

このように、現在既に習慣化できている一日の行動を思い出して、その行動に何を紐付けるのかを決めてしまうこと。

それが、if thenプランニングという「技術」なのです。

このようなお話をすると、「自分はそんなに習慣化できている行動なんてないし…」と思われるかもしれませんが、最初にお伝えした通り人は一日に行っている行動の半分は既に習慣化されているもの。

習慣化されている行動がない人はいないのです。

あとは、それを思いおこして理想の未来に繋がる新しい習慣を付け足していくだけ。

私のように、毎日通勤で電車に乗る方であればその時間にネタ選定をしてしまう、と決めるのもおすすめですし。

自動車通勤の方であれば、その時間は音声教材のインプットに充てる、というのもいいですね。

また、

仕事帰りに毎日同じ道を通るのであれば、その道中にあるカフェに寄って、1課題熟してから帰るというプランニングをするのもおすすめ。

行動力を呼び起こすための最強のテクニック

毎日必ずやっている習慣を書き出してみると、紐付けられるプラスαの動作は案外多いものですよ。

継続を断念したことがある方は、理由を思い出してみてください。

「今日は疲れているから」

「今日は他にやることがあるから」

「今日は飲み会に誘われたから」

「明日こそは!」と誓って1日だけお休みするつもりが、いざその明日になると、また別の理由が出てきて、結果いつの間にかやめてしまう・・・。

この続きは、以下の「chanceman.link」のサイトよりご覧ください。 ⇓
https://chanceman.link/habituation-technique/

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