【小惑星「QL433」】8月4日に隕石が地球に‥どこに落ちる!? 8月25日にも?NASAが監視する小惑星がある!
8月4日と8月25日に「隕石が75%の確率で降ってくる」という噂が話題になっていますね。
これは噂話なのでしょうか?
この話題について調べてみることにします。
NASAによる小惑星「QL433」の監視
NASA(アメリカ航空宇宙局)は、8月4日に、地球に最接近するサイズの小惑星があり、衝突する可能性があることを発表しました。
この「QL433」と名付けられた小惑星は、金星方面から地球に向かっており、現在、NASAによって監視されているといいます。
そして、小惑星が、8月4日に地球に最接近するのだといいます。
衝突する可能性は非常に低いですが、これは噂のレベルではなく、NASAが、8月4日に上海タワー(632m)と同じサイズの小惑星が地球に最接近し、衝突する可能性を発表しています。
小惑星が衝突する可能性は極めて低いですが、地球の引力によって小惑星の隕石が落下する可能性はあります。
実際、隕石が落ちてくると話題になったのは、このあたりの情報がもとになっているのかもしれません。
NASAによる小惑星「QL433」の監視によると・・・
・8月4日、金星から地球に向かっている「QL433」という小惑星が、高さ632メートルの「上海タワー」と同じ大きさで、地球に最接近する。
・NASAが監視しており、8月4日に最接近する予定である。
・スピードは秒速20.62km、時速に直すと時速74232kmともうわけがわからないほど速い。
・「QL433」は3年ごとに地球近傍を通過しており、前回の最接近は2020年7月だった。
・今回は前回よりも近い距離を通過する見込みである。
・過去223回にわたって観測され、最も古い目撃記録は1905年にさかのぼる。
・今回無事通過すれば、次回の最接近は2026年8月12日になる。
ということだそうで、QL433は「潜在的に危険な小惑星」としてNASAによってリストアップされており、地球衝突の可能性もゼロではないというから恐ろしいです。
未発見の小さいものが落ちてくる可能性がないとは言いませんが、地上に被害が及ぶことはまずないでしょう。
そもそも小さな隕石は、毎日のように地球に落ちてきていますが、ほぼすべてが大気中で燃え尽きてしまいます。
小惑星、隕石でも甚大な被害を人類に及ぼす
「とても小さい(very small)」と評価される地球近傍天体の中でも、上海タワーほどの大きさを持つQL433は、衝突すれば甚大な被害をもたらす可能性があることがわかっています。
例えば、2013年にロシア・チェリャビンスクに落ちた隕石は直径わずか20mでしたが、広島型原爆の30倍以上の威力を持っていたとされています。
QL433は、衝突する可能性が低いとされていますが、NASAが継続的に監視しているのは当然のことですね。
小惑星「QL433」はどこに落ちるのか?
QL433は、地球近傍を通過して、その本体や部分が隕石として地球に落ちることは無いと考えられていますが、最悪落ちるとしても、隕石がどこに落ちるのか特定は難しいのです。
ほとんどの隕石が地球に落下する際に海に落ちることが多いです。
陸上に落下する隕石は、ロシアやカナダ・アメリカなどの地域で落下することが多いと考えられています。
隕石の速度は音速であり、秒速340m、時速74232kmと非常に速いため、隕石を発見してから避難することは不可能です。
隕石を肉眼で目視することは難しく、気づかないうちに落下する可能性が高いです。
8月8日にも・・
QL433が去った後、8月8日には「LF16 2018」という直径213mの天体が地球に接近する予定です。
この続きは、以下の「ミシュマシュ道場」のサイトよりご覧ください。⇓
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